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修正テープを“顕微鏡で観察する微生物”に見立てた作品が、5万8000件のいいねを集める人気となっています。
見立て作家の田中達也(@tanaka_tatsuya)さんによる作品。顕微鏡をのぞき込む研究者と、拡大されたその研究者の視界が同時に見えるように漫画的な演出がされた構図です。拡大された視界には、“修正テープ”がうごめく微生物のように写ってみえるよう配置されています。
Twitterでは「白く長い痕跡を残す習性が知られている」「修正テープの習性を観察」「み字んこ」と言葉遊びをした反応が多く寄せられていました。面白い見立て作品を見たらシャレを言いたくなるのは人間の習性かもしれません。
田中さんは他にも裁縫糸を布団に見立てた「グッドなイト」や、ラーメンを観光地に見立てた「来たかったラーメン」など、言葉遊びやおいしそうな見立て作品を投稿。ミニチュア写真家としても活動しており、作品は田中さんのTwitterやInstagramアカウントで閲覧可能です。
また、現在田中さんの見立て作品を実際に見られる展示会が、三重県と福島県で開催中です。
開催中の展覧会
- MINIATURE LIFE展2 田中達也 見立ての世界(2023/4/22-6/2 福島・とうほう・みんなの文化センター)
- MINIATURE LIFE展 田中達也 見立ての世界(2023/4/14-5/28 三重・四日市市文化会館)
- MINIATURE LIFE × KOBE AIRPORT(ミニチュアライフ 神戸エアポート)(常設展 兵庫・神戸空港)
(物書きモトタキ)
作品提供:田中達也さん(Twitter/Instagram)
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匠の技。