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「ピザ屋が香川に来るとどうなるかって? 知らんのか」 香川県のピザ専門店による“まさかの配慮”がうどん県すぎる(1/2 ページ)

話題のナポリピッツァのお店、「PIZZERIA AL CENTRO」に話を聞きました。

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 「ピザ1枚<うどんの小」と、分量の目安をうどんで例えている香川県のナポリピッツァ専門店が話題です。うどん県ならではのローカライズ?

うどん県 1枚=1人前……?
うどん県 よく見たら、分量をうどんで例えてる……!

 Twitterユーザーの「にも(@mo_mozzo)」さんがメニューの写真を投稿し話題になったお店は、香川県綾歌郡の「PIZZERIA AL CENTRO(ピッツェリア アル チェントロ)」。直径約28センチのピザ1枚を「1人前」とメニューに記載し、1枚あたり180グラムで、うどんの小より少ないと案内しています。

 メニューの表記について同店を取材したところ、理由は「単純に、県民にとって量がイメージしやすいから」とのこと。開業した約12年前は、ナポリピッツァはまだ珍しくて生地の薄さが知られておらず、直径28センチと聞いて「でかっ! 食べられんわ」といった反応が多かったのがきっかけだそうです。

 そこで、口頭で「うどんの小より小さいんですよ」と説明しているうちに、簡潔で的確に伝えられる分かりやすい表現として、メニューにもそのまま表記されることに。県外から来た観光客もほぼ間違いなくうどんは食べているだろうということで、これがシンプルで分かりやすいとの結論に至ったといいます。

 なお、このメニューが広まったきっかけは、「○○料理が○○県に来るとどうなるかって? 知らんのか 〜になる」と、COBRA構文で地域独特の料理を紹介するTwitterのはやりから。ほかにも、名古屋のあんこナン福岡のめんたいチーズナン宮城県のずんだ入りナンなどが注目を集めています。

画像提供:にも(@mo_mozzo)さん

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