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ビッグモーター記者会見で「街路樹に除草剤」疑惑に言及 辞任の兼重社長「環境整備で…」と言いかけ、管理本部長が遮る(1/2 ページ)

今後調査を進める方針。

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 中古車買取大手のビッグモーターは、不適切な保険金請求事案を受けて7月25日に記者会見を開きました。経営陣は一連の問題に対して謝罪するとともに、兼重宏行代表取締役社長が26日付で辞任すると発表。会見ではネット上で拡散されていた、店舗前の街路樹が枯れていたと指摘される問題についても言及がありました。

ビッグモーター 記者会見 ビッグモーターが記者会見で「除草剤」疑惑に言及(画像はビッグモーター公式サイトから)

 Twitter上では7月下旬、あるビッグモーター店舗前の街路樹が、除草剤の散布によって枯れたとして、地元警察署が注意喚起の看板を掲出していたという投稿が拡散。また、複数のビッグモーター店舗前の街路樹が枯れていたという指摘も相次いでいました。

 

 

 

 会見前半ではこの疑惑について記者から質問があり、兼重社長が「環境整備で…」と切り出したところで、陣内司管理本部長が「こちらの方で認識しておりますが、きちんと調査をさせていただきまして、適切に対処させていただきたい」と遮るようにコメントしました。

 その後も除草に関する質問がぶつけられ、兼重社長は「除草はやりますので、それでなったのか…(街路樹を)枯らすようなことはふつうやりませんよね?見栄えも悪いですし。除草をして整えることはしますけど、なんなんでしょうね、報道というのは」と首を傾げ、経営陣からの除草指示については「全くない。現場で判断してやっている」との見方を示しました。

 次期社長の和泉伸二専務取締役は「環境整備点検において、全店のお客様が入ってくる出入口、歩道を含め、前後10mにわたって、雑草やゴミなどがあれば、取り除こうという形で、毎朝全店で(やっている)」と説明。その一環として「街路樹の中に生えている雑草に対して、本来は手で抜ければいいんですけれども、ちょっと甘い認識で除草剤をまいてしまって、それが緑地帯の街路樹や植木に影響を与えてしまったことはあるかと思います」と見解を示しました。

 また「もちろんそれはかれこれ10年くらい前の話だと思いますけど、現時点でそういった指導はしていませんし、そういった常識はあわせ持っているつもり」だとしました。

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