「東方Project」「原神」などコスプレ写真をライカ東京で展示 世界観を表現する写真家グループが初出展（1/2 ページ）

サブカルがテーマの展覧会は100年以上の歴史で初となるそうです。

[春山優花里，ねとらぼ]

　ドイツ生まれの老舗カメラメーカー「ライカ」の国内旗艦店「ライカプロフェッショナルストア東京」で、「東方Project」「原神」などの世界観を表現したコスプレ写真を集めた展覧会「世界をまとう」が開催されます。

写真展に並ぶ東方コスプレの作品例

　世界をまとう展では、同人サークル「上海アリス幻樂団（主宰・ZUN）」が手掛ける弾幕シューティングゲーム「東方Project」シリーズより、作中に登場するキャラクターに扮（ふん）したコスプレイヤーを被写体としつつ、同シリーズの舞台として描かれる「幻想郷」と呼ばれる世界を表現した作品を展示するほか、国内外で絶大な人気を誇るスマホゲーム「原神」や「FGO」などのキャラクターと世界観を表現した作品も展示される予定です。

　作品を出展するのは、Uhimaruさん、hamashunさん、komtanさん、ryoakitaさんによるコスプレ写真家サークル「Full-cource」で、大判プリント展示とデジタルサイネージ展示を組み合わせて多数の作品が掲出されます。

　「ライカプロフェッショナルストア東京」は、ライカが国内向けに展開している旗艦店の1つ。ライカは高級カメラメーカーとして知られ、国内外に多くのファンを抱える老舗といえる存在。100年以上の歴史を持つライカにとって、サブカルチャーがメインテーマとなる写真展は史上初の試みとなるそうです。

　コスプレ写真展「世界をまとう」は、ライカプロフェッショナルストア東京にて、2023年8月31日から10月28日にかけて開催されます。

（春山優花里）