きょう5日(土)、福島県伊達市梁川では最高気温が40℃以上になり、全国で今年初めて40℃以上の「酷暑日」となりました。福島県で気温が40℃に達したのは観測史上初のこととなります。
福島県伊達市梁川で40℃以上 全国で今年初の「酷暑日」
きょう5日(土)も、強い日差しと暖気の影響で、東北南部〜中国地方にかけて危険な暑さとなっています。
福島県伊達市梁川では、午後2時に最高気温が40℃達し、全国で今年初の酷暑日(最高気温40℃以上)になりました。昨年、全国で初めて40℃以上になったのは、群馬県伊勢崎市で、6月25日に最高気温40.2℃を観測しました。
また関東〜九州まで広範囲で最高気温35℃以上の猛暑日となっていて、午後2時までに253地点が猛暑日となっています。
※「酷暑日」は日本気象協会独自でつけた名称であり、気象庁が定義しているものではありません。
熱中症の応急処置
熱中症は、できるだけ予防したいものですが、万が一、症状が疑われる場合は、次のような応急処置が必要です。
まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。
衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。
水分と塩分を補給しましょう。冷たい水を、自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。
ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。
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