ぴあ総研は8月15日、2023年上半期(1〜6月)に開催された音楽ポップス公演の興行規模ランキングを発表。動画投稿サイトなどで活躍する6人組エンタメユニット「すとぷり」がSixTONESやONE OK ROCKを抑え2023年上半期の1位に輝きました。
1位のすとぷりは、全11会場44公演の全国アリーナツアー「すとぷり ARENA TOUR 2023 “Here We Go!!”」を1月から開催。2019年の「すとろべりーめもりーvol.9」以来3年5カ月ぶりとなるアリーナツアーは、すとぷり史上最大の規模で開催され、同ランキングでの興行規模は60万9000人と見積もられています。なお、2022年同期では全10公演36万6000人で6位、2022年の年間ランキングでは乃木坂46に続き12位(全14公演47万2000人)にランクインしています。
2位のSixTONESは、全6会場26公演のアリーナツアーに加え、大阪と東京で初のドーム公演を開催し、全31公演59万5000人。3位のONE OK ROCKは、約5年ぶりとなる国内ドームツアーを開催。6大ドームを会場に全11公演を行い51万6000人となりました。
2022年上半期のランキングでは、デビュー30周年を記念した全国ツアーなどを行ったMr.Childrenが興行規模65万7000人でトップ。2022年の年間を通じたランキングでは、7月からのドームツアーで数字を大きく伸ばしたEXILEが同年唯一となった100万人超えの興行規模で1位に輝いています。
また、2022年の年間興行規模ランキングTOP30には2組(SEVENTEEN、NCT 127)のみのランクインだった海外アーティストが、2023年は東方神起、TREASURE、BLACKPINKなど上半期だけで7組がランクイン。コロナ禍で激減していた海外アーティストの来日公演も盛況となっていることが分かります。
2023年上半期の興行規模TOP30の合計は880万人で、コロナ禍前の2019年上半期TOP30の945万人には届かないものの、2022年上半期(788万人)からは増加。1月からはマスク着用などの感染対策を行った上で収容人数を制限しない状態での「声出し」が解禁、5月から新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染症法上の位置付けが「5類」に移行となり、イベント開催にまつわる規制が一段と緩和されたことから、大規模音楽ポップスコンサートが着実に復活に向かっているとまとめています。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
本記事は制作段階でChatGPT等の生成系AIサービスを利用していますが、文責は編集部に帰属します。
関連記事
- 松任谷由実、50周年ライブの“注釈席”に「見えづらい」と苦情殺到 自ら現場確認する姿に「ユーミンありがとう」の声
改善に向けて対応中とのこと。 - JO1「無限大シート」が突然のトレンド入り 注釈付指定席の概念を変えるパワーワード「とはいえ、可能性は無限大!」にファン歓喜
可能性は無限大! - 米シンガー・ソングライター、ライブ中に客が投げたスマホが顔面直撃で痛々しい姿に ファンは逮捕
お大事にしてください。 - 「アイマス」ライブで声出し解禁、シリーズ単独での初・東京ドーム公演で ファン「アイマス最高言える……」
動きが速い。 - 「DISH//」ライブ中のペンライト使用禁止にスラッシャー困惑 バンドの方向性に疑問も「ロックバンドになりたいんだろ」
悲鳴を上げるファンが続々。