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全損判定を受けた日産のコンパクトセダンを修理→まるで新車のような仕上がりに 台湾の自動車整備“魔術師ハン”の技に大反響(1/2 ページ)

直った後は新車にしか見えない……!

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 事故で全損扱いになったクルマを魔術師の異名を持つ自動車整備士が修理する動画が、海外で大きな注目を集めています。

Mechanical Wizardry: 熟練技術者のハンがスクラップの日産セントラを完璧に復元します!
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損傷した車両の修理動画(画像はYouTubeより)

 動画を投稿したのは、台湾で魔術師の異名を持つハンさんを主役とするYouTubeチャンネル「Mechanic Han」。事故によって壊れてしまったクルマを修復する様子を動画にまとめて公開しています。

 注目を集めているのは、日産自動車が海外向けに展開しているコンパクトセダン「セントラ」を修復する動画。正面からどこかに激しくぶつけかったのか、フロント部分を中心に広範囲で損傷が見られます。

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車体を分解しながら修理を進めます(画像はYouTubeより)

 まずはフロントグリルや側面のエクステリア、フロントウィンドウなどの交換が必要なパーツを取り外して、フレームをむき出しにします。

 歪んだ部分はハンマーで叩くなどして直し、別途用意したパーツから必要な部分だけ切り出して、車両の壊れた部分と交換するなど、損傷したところを新品に取り替えていきます。

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損傷の大きい部分は新しいパーツを用意(画像はYouTubeより)

 無と化したフロント部分にエンジンなどを積み直して、新しく構築すると、本来の姿を取り戻しました。あちらこちらが歪み、本来ならばスクラップにするしかなかった車体でしたが、“魔術師ハン”の技で見事に復活!

 大規模な修理だったようですが、動画の概要欄によると修理にかかった費用は1万ドル(約140万円)とのこと。新車を買うことを考えると、かなり安上がりですね。

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新車のような姿で復活!(画像はYouTubeより)
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