見た目は初代フェアレディZ、中身はS15 シルビア、心臓はスカイライン GT-R 広島県にあるショップが手がけた夢のようなカスタムカーがすごい
日産のスポーツカー好きにはたまらない欲張りセット。
いまだ根強い人気を誇る名車「フェアレディZ」(S30)の見た目をした「S15 シルビア」という、ちょっと何を言っているのかわからなくなりそうなカスタムカーをご紹介します。
どこからどう見てもZにしか見えないカスタムカー。しかし、そのベースとなっているのは、日産自動車が1999年に発売した同シリーズのラストモデルとなっているS15 シルビア。フレームに手を加えて、フェアレディZのボディーを載せています。
さらに、エンジンはフェアレディZのL型エンジンでも、シルビアのSRエンジンでもなく、スカイライン GT-Rに搭載されていたRB26エンジンを搭載しています。
見た目はフェアレディZ、中身はシルビア、そして心臓はGT-R……日産のスポーツカーが好きな人からすれば、「こんなんありかよ!」って思わずツッコミを入れたくなる組み合わせですね。
このカスタムカーを制作したのは、広島県福山市の自動車修理専門店・金尾板金塗装さん。自動車修理だけでなく、自ら「K's BLAST(ケーズ ブラスト)」というブランドを立ち上げて、あらゆる手法を駆使したヴィンテージカーのレストア作業を手がけています。
金尾さんによると、このようなカスタムカーを作り始めたきっかけは「一級品の戦闘力を持ち、快適装備も備えた日常の脚にも気軽に使えるS30をマイカーにしたかった」そうです。確かに旧車はトラブルも多く、普段乗るだけでも苦労しがちですが、これなら安心して乗れそうです。
最近は「制作するたびにより良いアイデアが湧く」からと、カスタムカーを造り続ける日々を送る金尾さん。最近の「カスタムカー製作日誌」は金尾板金塗装さんのブログで定期的に更新されているほか、過去に制作した「ハコスカの見た目をしたS15 シルビア」なども紹介されているので、気になった方はチェックしてみては。
(大泉勝彦)
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