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54日ぶり 最高気温35℃以上の猛暑日ゼロ 暑さ収まるも一時的 週末から再び猛暑

今週末から再び、猛暑日続出となりそうです。

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 きょう6日(水)は、広い範囲で雨が降り、最高気温35℃以上の猛暑日地点は54日ぶりにゼロに(15時半まで)。ただ、暑さ収まるも一時的。今週末から再び、猛暑日続出となりそうです。9月もまだまだ「猛暑」に警戒が必要です。

猛暑日地点ゼロ 7月14日以来 54日ぶり

 きょう6日(水)は、秋雨前線+元台風の湿った空気の影響で、広い範囲で雨雲や雷雲が発達。日差しがない分、猛烈な暑さは収まり、最高気温35℃以上の猛暑日地点は、7月14日以来、54日ぶりに「ゼロ」になる見込みです。

 15時半までの最高気温は、全国で1番高くなったのは、広島市と松山市で34.8℃。最高気温30℃以上の真夏日は295地点と、7月14日以来、300地点を下回りました(南鳥島除く)。

 その他の各地は、那覇市31.8℃、福岡市29.0℃、大阪市30.9℃、名古屋市29.7℃、仙台市25.6℃、札幌市26.5℃など、きのう5日(火)より低く、猛烈な暑さは収まった所が多くなりました。

 厳しい暑さは収まったものの、東京都心は日の差した時間もあり、最高気温は33.4℃まで上がりました。きょう6日(水)で64日連続で最高気温30℃以上の真夏日、年間真夏日日数は76日と、ともに過去最長・最多記録を更新中です。

 最高気温35℃以上の猛暑日地点はゼロとなりましたが、湿度が高く、ムシムシ、ジメジメと不快な暑さは続きました。

台風13号のあと 再び猛暑日続出か

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 この先は、秋雨前線の南下+元台風12号の湿った空気に加え、昨夜(5日)発生した台風13号が日本の南を北上し、7日(木)〜9日(土)頃にかけて東日本の太平洋側に接近する恐れがあります。前線に向かって、熱帯低気圧や台風13号周辺の暖かく湿った空気が流れ込むため、7日(木)にかけて前線の活動が活発な状態が続く見込みです。

 東京都心など、雨の降る所では、いったん厳しい暑さは収まりますが、油断禁物です。台風13号が通過したあとは、再び、最高気温35℃以上の猛暑日が続出。東京都心や名古屋市、大阪市などでは今週末から再び、最高気温が34℃くらいまで上がり、内陸では35℃以上の猛暑日になる所もありそうです。

早期天候情報 10年に1度程度の高温予想

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 今週末から、再び、厳しい暑さになるとして、気象庁はきのう5日(火)、高温に関する早期天候情報を発表しました。

 「早期天候情報」は、その時期としては10年に1度程度しか起きないような著しい高温となる可能性が、いつもより高まっているときに、6日前までに注意を呼びかける情報です。かなり高温の基準は各地で異なり、関東甲信地方の場合は、5日間平均気温平年差 +2.5℃以上です。

 9月中旬にかけても、全国的に厳しい暑さが続く見込みです。引き続き、熱中症に警戒が必要です。

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