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NHK、ジャニーズ事務所会見受けコメント 「メディアとしての役割を十分に果たしていなかったと自省」(1/2 ページ)
「今後は所属事務所の人権を尊重する姿勢なども考慮して出演者の起用を検討したい」とのこと。
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NHKは9月7日、ジャニーズ事務所の会見を受けて「未成年者に対する悪質な性加害が、長期間にわたって取引企業で行われていたことを深刻に受け止めています」とコメントを発表しました。
NHKは同事務所の再発防止特別チームの調査報告書で、「マスメディアからの批判がないため事務所の自浄能力が発揮されず被害が拡大した」と指摘されていることにも言及。2004年に性加害の事実を認定した東京高裁の判決が確定したものの、「NHKは、当時、この問題について認識が薄く、その後も、取材を深めてニュースや番組で取り上げることはありませんでした」と、メディアとしての役割を十分に果たしていなかったと自省していると述べています。
また同事務所の所属タレントの起用を見直すべきとの指摘を受けていることについて、番組の内容や演出に合わせてふさわしい出演者を選定してきたと説明。今後は所属事務所の人権を尊重する姿勢なども考慮して出演者の起用を検討したいとしています。
「ジャニーズ事務所に対しては、今後の被害者救済や再発防止の取り組みについてNHKとして改めて詳しく説明を求め、その後も実施状況を注意深く確認して参ります」(NHK)
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