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プロ野球・阪神タイガースの18年ぶりのリーグ優勝(アレ)が目前に迫っていることを受け、大阪市内では優勝騒ぎへの警戒感が高まっています。台湾の総領事館に相当する台北駐大阪経済文化弁事処(大阪市)は大阪を訪れる台湾人観光客に、混雑地への訪問を控えるよう呼びかけています。
阪神は9月13日の試合終了時点で優勝マジックを1とし、14日の巨人戦(甲子園)で勝つか、広島対ヤクルト(神宮球場)の試合で2位の広島が敗れれば、18年ぶりのリーグ優勝が決まります。
過去には観光名所・道頓堀川への「飛び込み」が発生するなど、阪神が優勝すると異様な祝福ムードに包まれることで知られる大阪市内。市中心部・心斎橋の宿泊施設は、道頓堀川に飛び込んだ利用客の入館を断ると発表するなど、各地で警戒感が高まっています。
群衆事故発生への懸念もある中、台北駐大阪経済文化弁事処は13日に公式サイト上で「【お願い】 9月14日は、心斎橋、道頓堀、通天閣、甲子園球場などへの外出は控えてください!!」と題した文書を投稿し、大阪を訪れる台湾人観光客に向けて次のように呼びかけました。
「プロ野球阪神タイガースの優勝決定戦が明日(14日)にも行われますが、心斎橋周辺では突き飛ばし事故や刑事事件が発生する恐れがあり、大阪府警は警察官約1500人を増員して警戒に当たるとしています。大阪を訪れる観光客については、混雑した場所(心斎橋、道頓堀、通天閣、甲子園球場など)に行かないよう、常に注意を払い、自分自身の安全と持ち物に注意するよう最善を尽くしてください」
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