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auが渋谷駅に“周期表”風の広告を貼り出し何を意図しているのか話題に 一部太字になっている理由を聞いてみた(1/2 ページ)

実にうまい広告でした。

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 auが渋谷に掲出した“周期表”風の広告が、どんな意図なのかと見た人たちの間で話題になっています。一部の元素が太字になっているのはどんな意味があるのか、話を聞いてみました。

au広告 話題になったauの広告

※本来の周期表とは一部異なるため「周期表風」と記述しています。

 この周期表風の広告は、金を意味する「Au」がオレンジ色になったもの。下部には「お金はauと決まっていました」「新登場 auマネ活プラン」と書かれており、2023年9月1日から始まったマネ活プランを宣伝するものであることが伺えます。

 しかし、問題はそれ以外の部分。以下の4つの元素が、何の説明もなく太字になっているのです。

  • Y(イットリウム)
  • Sb(アンチモン)
  • Nd(ネオジム)
  • Ra(ラジウム)

 果たしてこれらは、何を意味しているのでしょうか。KDDIに話を聞いてみたところ、この広告で宣伝している「auマネ活プラン」がスマホ業界初の“通信と金融特典のセットプラン”となっており、「他社にはない取り組みであることを広告を見た人が連想できるようにした」とのこと。

 つまり、この4つの太字は同業他社である、Y!モバイル、ソフトバンク(「S」oft「B」ank)、NTTドコモ(「N」TT 「D」ocomo)、楽天モバイル(「Ra」kuten)を意味したものでした。ネット上では、その意図に気付いている人も多く見受けられました。

 なお、前述の通り本来の周期表から一部改変されており、不正確ではないかと指摘する声や違和感をおぼえるといった声も。ただし、広告の下部には、一部省略しているとの注意書きも添えられています。

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