バーガーキングの看板、外から見ると変だけど、“向かいのマック”から見ると…… ユニークと話題の広告の狙いは?(1/2 ページ)
ネット上でビッグマックを意識してると言われている新商品「ビッグベット」についても聞きました。
バーガーキングが東京・渋谷センター街に掲出した新商品の看板がTwitterで話題です。看板の場所はマクドナルドの正面で、外から見ると少しゆがんで見える……と思ったら、「マクドナルド店内から見るとハッキリ見える」と気づいた人が現れ、考えられた仕掛けとその“意図”に「面白い」の声が上がっています。
話題になっているのは、3月17日発売の新しいビッグバーガー「BigBet(ビッグベット)」の広告です。言われてからあらためて見てみると、バーガーキングのロゴが通常より横に伸びていたり、文字が変に斜めだったりと、じわじわと違和感を覚えます。
旅フード記者のクドウ(@kudo_pon)さんがそれに気づき、看板正面にあるマクドナルドの店内から見てみると……。
なんとロゴが正しく見えるようになり、また「BigBet」といった看板の文字が真っすぐ平行に見え、さらにバーガーが飛び出して見えるように(!)。キャッチコピーの「正面から大勝負!」の“正面”ってそういうこと……!?
思わぬ凝った広告に、Twitterでは「面白い」「考えた人のセンス天才過ぎる」と話題に。また同時に、ライバル意識むき出しな仕掛けに「真正面から喧嘩売りに行くスタイル好き」や、「これを確認したくて、マックに客が増えるという、敵に塩を送る広告で面白い」なんて声も上がっています。実は仲良しなのでは……?
ねとらぼ編集部ではそんな気になる看板広告について、バーガーキングに聞いてみました。
――どのような経緯で、いつから掲示しているのでしょうか
バーガーキング 新商品『BigBet』の発売を多くの人にお知らせするために、屋外広告について検討し掲出することとなりました。3月17日から掲出しております。
――「特定の場所から見ると正しく見える看板」の発想はどこから生まれたのでしょうか
バーガーキング 屋外広告を見てどのように感じられるかはお客様次第と考えております。
――広告の狙いを教えてください
バーガーキング バーガーキング自慢の直火焼きの100%ビーフパティ2枚と、新鮮な野菜を新開発の特製オーロラソースで仕上げた、ビッグバーガー『BigBet』の発売を多くのお客様にお知らせするため、屋外広告を掲出しております。
――以前話題になった「縦読み(※)」もマクドナルドに関連していましたが、特にライバル視しているのでしょうか
バーガーキング 良きライバルとして、切磋琢磨していけますと幸いです・
※2020年1月、マクドナルド秋葉原昭和通り店が1度閉店した際、2軒隣にあったバーガーキングが同マクドナルド店の労をねぎらうポスターを掲示しましたが、書かれた文章を縦読みすると「私たちの勝チ」という“勝利宣言”が浮かび上がるという仕掛けが話題に。2022年4月にマクドナルド秋葉原昭和通り店が復活した際にも、バーガーキングはポスターを掲示。再び“縦読み広告”だと話題を呼びました。
――看板の商品「ビッグベットバーガー」について、ビッグマックを意識してるのではと言われていますが、ビッグマックについてどう思いますか?
バーガーキング さまざまなバーガーと食べ比べていただければ、直火焼きの100%ビーフを使用した「BigBet」のおいしさを実感いただけると思っております。
――反響についてコメントをお願いします
バーガーキング 新商品『BigBet』は、多くのお客様よりご好評をいただいております。ぜひ直火焼きの100%ビーフでしか味わえない本格的なおいしさをご体験ください。
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