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X(Twitter)に夜景を投稿したら、どこから撮った写真なのか、建物から部屋番号まで特定された――。投稿のリスクをあらためて伝える体験談が注目を集めています。
話題の主は、ライターのpato(@pato_numeri)さん。2022年の5月に「お前らって夜景見たらどこにいるか特定できるんだろ?」と何気なく投稿しました。
すると30分もたたないうちに、「和歌山県のダイワロイネットホテル」と特定するリプライが。のちに届いたダイレクトメッセージでは、「この部屋からこの部屋の間くらい?」と、部屋番号まで当てられたといいます。
この体験をあらためて投稿したところ、「これだけで分かるんだ」「ネットは広い」「地図サービスの精度も高くなってきているし……」と話題に。また、細かく特定こそされないまでも、「地元民なら漠然と分かる風景」といった指摘もありました。
Xでの反応から、patoさんは「投稿した写真はこのホテルに泊まった人が撮りがちな風景らしい」と理解。「ヒントから特定する技術も怖いのですが、今や多くの人が見るのがSNSなので、『(投稿した内容には)必ず近所の人や同じ経験をした人がいる』のが怖い点だと思います!」と、編集部の取材に答えました。
画像提供:pato(@pato_numeri)さん
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