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「ばあちゃんの手、動いた」――X(旧Twitter)に投稿された、おばあちゃんとひ孫が対面した日の光景に感動の声が上がっています。
投稿したのは、岡山県津山市にある縫製会社「笏本縫製」の3代目・しゃく(@shakunone)さん。現在85歳のお祖母様は寝たきりで話せず、小さくうなずくのが精いっぱいだといいます(関連記事)。
それでも生まれたばかりのひ孫と対面すると、普段は動かない手を動かし、かわいくて小さな手にそっと触れようとする姿が……!
さらに写真では、お祖母様がひ孫の手をしっかりと握っており、言葉ではやり取りできずとも、ひ孫の誕生を心から喜び、大切に思っているのが伝わってきます。動画では赤ちゃんも安心したように寄り添っており、幸せにあふれた光景に温かい気持ちになります。
コメントでは「涙が出た」「ほほ笑ましくて泣けてくる」と心打たれた人の声がたくさん寄せられ、赤ちゃんが持つパワーに驚く声や、共感して「思い出して泣けてきた」などの声も上がり、約1万2000件の“いいね”が集まっています。
ちなみに、しゃくさんによると、笏本縫製を創業したのはお祖母様とのこと。1968年に自宅の一室で縫製工場として始まり、しゃくさんは幼少期、ミシンの音を子守唄に育ちました。その後3代目となり、2015年にネクタイのオリジナルブランド「笏の音(SHAKUNONE)」を立ち上げ、今年で8周年を迎えました。自社工場の職人の手で一本ずつ仕立てられたネクタイは、公式オンラインショップにて販売中です。
画像・動画提供:しゃく(@shakunone)さん
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