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「ピザを顔の穴に差し込みます」「うわ、ほとんどピザ!」 AIでピザ屋のCMを作ったら……奇妙すぎる映像が生まれてしまう(1/2 ページ)

ピザじゃないんかーい!

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 AIを使って制作した架空のピザ屋のCMが、とんでもない内容だと注目を集めています。ぼおーっと見ている分には、よくできているんですけどね。

 CMは、YouTubeチャンネル「VFXaddART post-production studio」がストック映像、AI Stable Diffusion、After Effectsなどを使って作りました。

AIピザCMのロゴ AIが作ったピザCM

 内容は、架空のピザ屋「ファイアストリートピザ」の広告です。おいしそうに食べる人、ピザの一片を持ち上げると伸びるチーズ、生地を器用に伸ばす職人など、CMにありそうな映像が並んでいます。

 ですが、合間にツッコミどころしかない映像がまぎれ込んでいます。ピザ窯から炎が燃え上がったり、「おいしい熱々のお肉」と生きてる鶏が出てきたり、「ピザが欲しければ金をくれ(チャリーン)」とお札が出てきたり……、人類には早すぎる広告表現のオンパレードです。

AIピザCM・燃え上がるピザ窯 釜燃えすぎィィィ

 きわめつけは終盤のナレーション。「ピザをあなたの顔の穴に差し込みます」「ピザ天国に来てください。そうすればあなたは『うわ、ほとんどピザだ!(Wow!That's almost pizza)』と言うでしょう」といったセリフで締めくくられています。ほとんどって、ピザじゃないんかーい!

AIピザCM・ほとんどピザ!のシーン 「That's almost pizza!」とはなかなかのワード

 この動画には、「人間社会に溶け込もうと奮闘しているエイリアンが作ったみたいな広告だ……」「『金をくれ』とAIがためらいなく目的にとびつくの好き」「『ほとんどピザだ』との表現はAIが生成したピザCMで最も哲学的」といったコメントが寄せられています。

画像はVFXaddART post-production studioの動画より

高橋ホイコ


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