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「西郷どん」「TOKYO VICE」出演俳優、49歳で急逝 幾度も共演の「スーパー戦隊」俳優は「心がポッカリとします」(1/2 ページ)

訃報を知らせた事務所代表「世界にも通用する役者」

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 NHK大河ドラマ「西郷どん」(2018年)などの作品に出演していた俳優・鎌田秀勝さんが49歳で逝去。所属事務所「ひまりり舎」代表の鈴木伸洋さんが10月15日にX(Twitter)を通じて知らせています。

急逝した鎌田秀勝さん
急逝した鎌田秀勝さん(画像は「ひまりり舎」公式サイトから)

 Twitter(X)の報告によると、鎌田さんは「肝臓の疾患」で9月末に急逝したとのこと。遺族の希望により近親者のみで葬儀を執り行ったといいます。

 鈴木さんは鎌田さんについて、「芝居バカというくらい芝居が大好きな役者」「世界にも通用する役者」だとし、その個性にほれ込んで協働してきた結果、「中国映画やハリウッド制作の連続ドラマに出演を果たすなど、少しずつ成果を出していた」と肩を落とした様子でコメント。

 「鎌田秀勝という俳優と共に……」という言葉に添え、ありし日の生前ショットを連続投稿していました。

 また、舞台「VAGUENIGMA(ベイゲニグマ)」シリーズで共演した齋藤伸明さんが「いかつい存在感なのにお茶目な笑顔、何をしても受け止めてくれる懐の広さ、愛すべき漢の中の漢、アニキと過ごした思い出を忘れません」、スーパー戦隊シリーズ「百獣戦隊ガオレンジャー」にて鮫津海(ガオブルー)役を演じ、何度かの共演の他バーにも2人で立った柴木丈瑠さんも「心がポッカリとします。ご冥福をお祈りします」「兄貴! またお店、芝居やろうね!」と悲嘆に暮れるなど、関係者の間でもその突然の別れを悼む声が多く上がっていました。

 鎌田さんは「西郷どん」に出演後、妻夫木聡さんや長澤まさみさんが出演したことでも知られる中国映画「唐人街探偵 東京MISSION」(2021年)、WOWOWとハリウッドの共同制作ドラマ「TOKYO VICE」(2022年)に出演。鈴木さんの言葉通り、ステップアップを遂げていた矢先の逝去でした。

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