「最期の最期まで闘って」 元「妄想キャリブレーション」水城夢子さん、27歳で病死 2年前には“しばらく療養が必要な病状”で休止（1/2 ページ）

[斉藤賢弘，ねとらぼ]

　アイドルグループ「妄想キャリブレーション」の元メンバー・水城夢子さんのX（Twitter）が10月26日に更新され、当人が27歳で亡くなっていたことを公表しています。

グループ活動時の水城さん（画像は水城夢子Instagramから）

　“友人・関係者一同”を代表する者がX（Twitter）へ公開した文書によると、水城さんは約1週間前の17日に逝去したとのこと。「闘病中もいつもファンの皆様を第一に考え､最期の最期まで､病気を治して皆様の前に再び立つ事を目指し、闘っておりました」とつづっていることから、生前に何らかの病気を患っていたことも示唆されています。

　葬儀などは近親者らですでに執り行われたとのこと。故人の「27歳という、あまりにも早い天国への旅立ち」を悼みつつ、「これからも水城夢子は私達の心の中で、あの笑顔で輝き続ける事を祈っております」とその記憶が大勢の中で残り続けるとしていました。

　水城さんは2014年に「妄想キャリブレーション」へ加入。グループが2019年2月に活動終了した後、アイドルグループ「BYOB」メンバーをへて、2021年1月から個人活動を開始していました。

　主に俳優として活動していた水城さんでしたが、2021年4月に出演予定だった音楽朗読劇「絵本 えんとつ町のプペル」Ver1.1を体調不良のため降板。

　当初は「少しでも早く皆さんの前に戻って来れるように今は体調を万全にする事に集中したいと思います」とつづっていたものの、2カ月が経過した6月には「体調不良とお伝えしましたが、しばらく療養が必要な病状な為、活動を一時的に休止させて頂きたいと思っています」「自分の気持ちを整理するのにも時間がかかってしまい、発表が遅くなりご心配をおかけしてしまい本当にすみません」と病が想定以上に重かったことを告白。

　発表通り表立った活動がほぼ伝えられないまま、2022年12月末には所属していた「ディアステージ」を退所していました。