X（旧Twitter）にまんまるフォルムがかわいいカニの一種「メガネカラッパ」が噴水をして遊ぶ（？）姿が投稿され、その愛らしさにときめく声が続出しています。動画の表示数は記事執筆時点で246万を超え、5万件以上のいいねが集まりました。
カラッパの噴水がかわいすぎる！
2匹で向き合い、口からぴゅーっと噴水のように水を吹いているのは「カラッパ」と呼ばれるカニの一種・メガネカラッパです。カラッパはお饅頭のような丸い体つきが特徴のカニで、“ヤシの実”が名前の由来だといわれています（関連記事）。
口から勢いよく水を吹き出し、噴水遊びをしているように見えるメガネカラッパたちの姿はなんともキュート。2匹の様子をじっと見ていると、水鉄砲で遊んでいるようにも、どちらがより高く水を吹き出せるのか競っているようにも見えてきます。
水中でも噴水をしているのかと思ったら……
投稿主さんはカラッパの噴水について、「いつもしているが水中だと気付かないだけで、水位が下がったらいつでも見えるもの」だと思っていたそうです。しかし水中にいるカラッパを観察したところ、顔の周りの砂が動いておらず、水中では噴水をしていない可能性が浮上してきたのだとか。
「カラッパは普段砂にもぐって暮らしている→エラに新鮮な海水を循環させるために口から水を吐いているのではないか」と考えていたそうですが、水中で噴水をしないのであれば、他に何か理由があるのかもしれませんね。
カラッパはなぜ口から水を吹き出すのでしょうか？ その謎を解き明かすため、これまで以上にしっかりと観察していくことを心に決めた投稿主さんなのでした。
仲良しカラッパの噴水に反響
なんともかわいいカラッパ噴水には、「オス・メスで水かけあってるの、何だかいちゃついてるみたい」「卓上噴水とかのインテリアで、カラッパ型のあったらいいなと思う」といった、カラッパ愛にあふれるたくさんのコメントが寄せられています。
噴水だけじゃない！ カラッパや海洋生物の魅力
投稿主さんは、一見すると“防御力特化”に見える形だけでなく、缶切りの原理で餌となる貝を粉砕するハサミもカラッパの魅力の1つと考えているそうです。こうしてしっかりとその形を見てみると、まるで設計図に基づいて生み出されたような美しいフォルムに見とれてしまいますね。
投稿主のでんかさんはX（旧Twitter）やブログに、主に海洋生物に関する情報を投稿しています。BASEでは推しであるヤドカリに関するグッズも販売中なので、海洋生物好きさんはのぞいてみるとよさそうです。
画像提供：でんか（@K_theHermit）さん
（三日月 影狼）
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