アニメ「となりの妖怪さん」2024年4月から放送 メインキャストに結川あさき、比嘉良介、梶裕貴（1/2 ページ）

梶「ファンタジーな空気感を纏いつつ、現実もちゃんと見据えているところが共感を生むのだろうなと感じました。心のデトックス」

[西尾泰三，ねとらぼ]

　テレビアニメ化が発表されている『となりの妖怪さん』の放送開始時期が2024年4月に決定。キャストとして結川あさきさん、比嘉良介さん、梶裕貴さんの参加が明かされ、併せて公開されたティーザーPVでキャラクターボイスが初お披露目されました。

初夏の訪れを予感させるような爽やかなビジュアル

　『となりの妖怪さん』は、nohoさんがX（旧Twitter）発、マンガ配信サイト「マトグロッソ」で掲載している漫画作品で、8月にはスピンオフ『となりの妖怪さん 外伝（上）』も発売。妖怪と人と神様が共生する世界の田舎町・縁ヶ森町を舞台に、猫又に新生したぶちおや、行方不明の父親を気に掛けながら前向きに生きる人間の少女・杉本睦実（通称・むーちゃん）、代々町を守る脱力系カラス天狗のジローなど、それぞれの喜びや悩みを抱えて日々を生きる、妖怪たちや人間たちの日常が描かれます。

　併せて公開されたティーザーPVは、ぶちおが猫又に進化した場面からスタート。袋に隠れている理由を問われ、少し緊張したかすれ気味の声で「僕が恥ずかしがり屋だからです……」と初めて人間の言葉を発するシーンに続き、山を歩く巨人・デイタラボッチや、どこか懐かしい田舎の風景や祭りの様子など縁ヶ森町の日常がむーちゃんの語りとともにノスタルジックに描かれます。

　同ティーザーPVでキャラクターボイスがお披露目されていますが、むーちゃんを演じるのは、「逃げ上手の若君」の主人公・北条時行役にも抜てきされた結川さん。カラス天狗・ジローは、高校2年生で「迷宮クロスブラッド インフィニティ」で声優デビューを果たした比嘉さん。猫又のぶちおを演じるのは、「進撃の巨人」エレン・イェーガー役や「ハイキュー!!」孤爪研磨役でおなじみの梶さん。梶さんは、「ファンタジーな空気感をまといつつ、現実もちゃんと見据えている」同作は、心がデトックスされる作品だと表現。「心重ねて作品世界に没頭し、笑って泣いて、癒されてください」とコメントを寄せています。

　スタジオは、「東京リベンジャーズ」や「るろうに剣心」などを手掛けたライデンフィルム。監督は、「リーマンズクラブ」を手がけた山内愛弥さんが務めます。

2024年4月放送｜テレビアニメ『となりの妖怪さん』ティーザーPV