ローソンストア100の「100円おせち」 一部「150円おせち」に値上げ 約7割は値段そのまま(1/2 ページ)
帆立生産者を支援する150円おせち「北海道産帆立煮」も登場。
ローソンストア100は12月25日から、「100円・150円おせち」を販売します。例年「100円おせち」として販売してきましたが、2023年は一部を150円に値上げします(価格は税別)。
約3割値上げに
2012年から、かまぼこや黒豆などおせちの定番品を、食べきりサイズで1品100円(税込108円)で販売してきた100円おせち。オフシーズンの工場を活用、サイズ不選別、早期の仕入・数量確約などでコストを抑えてきたものの、品質の維持・向上や顧客ニーズへの幅広い対応のため、全45種のうち14種を150円(税込162円)に値上げしたとしています。
「蒲鉾」は価格を100円で維持したものの、120グラムから85グラムに。鯛を混ぜ込むことで付加価値を高めたとしています。「いか黄金」など人気の水産珍味は原材料の調達先や産地を見直すことで品質や量を落とさずに100円を維持したとのこと。
また中国による日本産水産物の禁輸に伴い、帆立生産者を支援する取り組みの一環として北海道産帆立を使った150円おせち「北海道産帆立煮」を開発。また「田作り」などの佃煮4商品は最大で2倍に増量し、グラム単価では実質値下げになったとしています。
新商品として、「栗きんとん」シリーズ「つぶつぶ紫栗きんとん」(150円おせち)、「ちりめんくるみ」(150円おせち)、「沖縄県石垣島産洗いもずく 鰹つゆたれ付」(100円おせち)、「人参の飾り切り(梅)」(100円おせち)などが登場。150円おせちの登場で、100円という制約のなかでは実現できなかった商品展開が可能になったとローソンストア100は述べています。
ローソンストア100店舗のほか、ネットショップ「STORES」「au PAY マーケット ダイレクトストア」でのオンライン販売も実施(申込期間:12月11日〜12月22日)。これまで展開していた「15品セット」(税込2600円)に、「20セット」(税込3200円)が加わります。ローソンアプリから予約し、近くのローソンストア100の店舗で受け取れる「予約・店頭受取サービス」も実施します(「20品セット」が対象)。
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