この季節になると毎晩19時にやってくるというインドネシア・バリ島の風物詩が、Instagramで紹介されています。動画は記事執筆時点で316万再生を突破、9800件を超える“いいね”が寄せられています(※虫が苦手な人は閲覧注意です)。
毎晩19時ごろに現れるヤツラとは……?
投稿主さんが撮影しながら「気持ち悪〜い」と叫んでいます。こちらのお宅には28匹の元保護犬たちが同居中。でも、叫んでいる原因はワンちゃんではないようです。
よく見ると、床の上や壁に小さな黒い影が。天井の近くを飛んでいる姿も見えます。実はこれ、バリ島の風物詩「ラロン」。毎年雨季の始まる11月下旬に、羽虫の大群が襲来してくるのだそうです。
この羽虫は毎晩19時ごろに現れ、皆でひとしきり踊り狂った後で交尾を行い、オスは力尽き、メスは地中に潜るのだとか。
カメラを向けた場所には、数えきれないほどの羽虫の姿が。白っぽいインテリアだけに、不気味な姿が目立ってしまいます。
羽虫の姿に動揺したのか、奥にいるワンコたちは体をブルブル。投稿主さんは「なかなかすごいでしょ?」と書いていますが、かなりすごいと思います……!
「こりゃ大変ですね」「なかなかの景色」と反響
この光景を紹介してくれたのは、「ぱんはな家 | 2人と28ワンのバリ島暮らし」(@pan._.hana)さん。コメント欄には「こりゃ大変ですね」「なかなかの景色ですね」「私なら卒倒してますわ」「日本では田舎でもこんなとこに遭遇したこと無いです〜」「いろいろと興味深い! でもやっぱりイヤだ〜」といった声が寄せられています。
動画を見た人からは、さまざまな対処法やアイデアが寄せられています。投稿主さんによると、羽虫たちは光を求めて飛び回るので、19時前に全ての明かりを消して真っ暗にするのが効果的とのこと。動画の日は電気を消し忘れて、このような状態になってしまったのだとか。投稿主さんのポリシーとして、退治はしないのだそうです。
ぱんはな家さんはバリ島で28匹の元保護犬と暮らしながら、犬猫保護活動をしているファミリー。Instagramの他、YouTubeチャンネル「ぱんはな家 / 2人と28ワンのバリ島暮らし」でも情報を発信しています。
たくさんのワンコたちのお世話を続けるのは、時間的にも経済的にも大変なこと。ぱんはな家さんは、収益の全額が活動支援となるチャリティーショップも運営しています。
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画像提供:ぱんはな家 | 2人と28ワンのバリ島暮らし(@pan._.hana)さん
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