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見慣れない本だと思ったら……? 弟夫婦から贈られた謎の絵本が由来まですてきだと話題(1/2 ページ)

ギリシア文字が冒険する物語。

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 出産祝いにもらった絵本「オミオミ」が、X(Twitter)で注目を集めています。検索しても出てこないような謎の本なのですが、その背景には贈り主の優しい思いが……!

オミオミ 叔父さんが贈った名作絵本の数々に「オミオミ」なる見慣れない1冊が……?

 「オミオミ」は、ライターのありくい(@arikui_peropero)さんへ、弟夫婦から贈られた絵本。ギリシア文字「ο(オミクロン)」のオミオミが、「μ(ミュー)」や「ξ(クシー)」といった仲間たちと巡り会う冒険ものだといいます。

オミオミ
オミオミ

 感心したありくいさんはネットで詳細を調べますが、書名も出版社の「神無月社」も一切ヒットしません。そんなこともあるのかな? と不思議がっていたところ、弟から「気付いた?」とメッセージが着信。そう言われて隅々まで読むと、絵本に隠された秘密が浮かび上がってきました。

 よく見ると発行日はありくいさん夫婦の結婚記念日で、出版コード風の文字列も、実は子どものイニシャルと誕生日。「神無月社」も誕生月の10月を示すもので――つまり、オミオミは弟さん夫婦がありくいさんのために作った、世界に1つの絵本だったのです。

【追記】誕生月の説明に誤りがあったため、本文を修正しました。お詫びの上訂正いたします(12月1日22時25分)

 絵本の中身も由来もすてきなエピソードは、「幸せなお話」「ちょっとほろりときた」「一般販売してほしいw」と話題に。また、オミオミの元ネタ候補として、「モイモイ」シリーズを連想する人もみられます。

画像提供:ありくい(@arikui_peropero)さん

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