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豆腐業界最大手・相模屋食料グループの企業が製造したパック豆腐の中に、虫のような異物が混入していたという投稿がSNS上で拡散され、波紋を広げています。購入したユーザーはねとらぼ編集部の取材に対し、メーカー側の対応への不信感をにじませました。
「虫ではなく繊維」、未開封で送付もなぜか「開封済み」の説明
波紋を広げているのは、業界最大手・相模屋食料グループの企業「京都タンパク」(京都市)が製造したパック豆腐。11月下旬に商品を購入したユーザーは、フィルムと豆腐の間に、小さな虫のような異物が混入していたことに気づいたといいます。
「最初商品の外側に付いているのかと思ったのですが、中に入っていたので驚きました。虫がかなり苦手なので気持ち悪かったです」
同ユーザーはこの件について京都タンパクに電話で連絡。「現物を送って欲しい」と言われたため、親会社の相模屋食料に未開封のままの商品を袋に入れて送付したといいます。しかし、その後京都タンパク側から受けたのは「混入していたのは虫ではなく繊維だった」という説明。同ユーザーは「正直困惑しました」と振り返ります。
さらに後日、商品を送付した相模屋食料側から受けたのは「商品は開封済みで届き、虫ではなく繊維が入っていた」という説明だったといいます。
同ユーザーは「正直不信感がより一層募りました。誠実に対応していただけていないように感じました」と胸中を語ります。
同件について、ねとらぼ編集部が12月7日、相模屋食料の広報担当者に取材をすると、豆腐はすでに「開封済み」の状態で、さらに確認できた異物も繊維だけだったと、ユーザーに対する説明と同様のコメントをしています。
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