暖冬の影響か、12月なのにさなぎから羽化してしまったキアゲハの写真がX(Twitter)に投稿されました。投稿は記事執筆時点で460万件以上表示され、3万8000件を超える“いいね!”を獲得。
12月にさなぎから出てきたキアゲハ
投稿者は、深海グッズの企画デザイン製作を行っている深海マザー(@deepseaMOTHER)さん。自宅でキアゲハを飼育している深海マザーさんは、越冬モードに入っていたキアゲハのうちの1頭がさなぎから羽化した写真をX(Twitter)に投稿しました。
このごろは寒暖差が大きく、12月に入っても日中は気温が高めの日もありますが、キアゲハが羽化して成虫になる春(通常3〜5月)はまだまだ先です。深海マザーさんは「うわー油断した! 戻れー! まだ出てきちゃダメだぁぁあ!!!」と早すぎる羽化に驚き、心配する気持ちをつづっています。
飼育ケースに移動
深海マザーさんによると、羽化したキアゲハは羽が乾いてからネットの飼育ケースに移したとのこと。大きく広げた羽の、光沢のある青色模様と赤い点の模様がなんとも美しいですね。
キアゲハは飼育ケースの中をゆっくりと移動し、緑色の縁の部分に沿って上にのぼっています。今のところ元気に動いているようですが、果たしてうまくエサをとることができるのでしょうか……?
無事にエサを与えることができました!
それから深海マザーさんがペットボトルの蓋に砂糖と水、ポカリスエットを混ぜたものを入れて与えたところ、キアゲハは無事に吸うことができたそうです。まずはエサをとってくれて良かった……!
「頑張って生きて欲しい」と反響
投稿には「こんなことも起きるんだ」「暖冬だと、勘違いして羽化してしまうんですね」など驚きの声や、「なんとか頑張って生きて欲しい」「まだ師走なのにすごくいたたまれない気持ち」など心配する声が……。
また、「羽化したばかりの蝶はこんなにもきれいなんですね」「きれいすぎて立体刺繍かと思った」など、キアゲハの模様の美しさを称賛する声も寄せられました。
なお、深海マザーさんのお宅では、他にもキアゲハのさなぎを12個飼育していて、このさなぎたちは羽化しないように冷蔵庫へ退避させたとのこと。冷蔵庫は保湿や照明の問題があるので、早急に対処を考えるそうです。羽化したキアゲハも、そして越冬中のさなぎたちも、無事に春を迎えられるといいですね!
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画像提供:深海マザー(@deepseaMOTHER)さん
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