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リニューアルした「明治 ザ・チョコレート」、パッケージはシンプルから華やかへ、その変化のコンセプトは(2/3 ページ)

スタイリッシュなパッケージで話題になってきた「明治 ザ・チョコレート」。今回のリニューアルでどう変わったか。

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賛否をどう受け止めたか

 前回のリニューアル時には、パッケージデザインについて賛否が分かれました。そういった意見をどのように受け止めたのでしょうか。

 「毎回のリニューアル時には、それぞれ目的があり、誰に向けて、何を訴求するか、を明確化し、優先順位をつけてデザインの検討をしています。どんなものにも賛否両論あるものだと思っておりますので、いただく意見はどんな意見も真摯に受け止めています」(須田さん)

 今回のリニューアルも「洗練された」「前の方が良かった」などSNSでは賛否はありますが、売り上げについては好評とのことです。

変わらないところ

 これまでに4回大きな変更を経ている「明治 ザ・チョコレート」ですが、一方で、発売当初から変わらない部分は「カカオに対するこだわり」だと須田さんは述べます。

 「デザインにも象徴的にカカオを用いており、カカオ主軸のブランドであることは変わらない部分です」

 同製品は、メイジ・カカオ・サポート(MCS)という明治独自のカカオ農家支援活動により作られたカカオ豆を使用。この取り組みは2006年に始まったもので、栽培方法や病害虫の管理方法に関する勉強会、栽培に必要な苗木センターの開設、井戸の整備や学校備品などの寄贈など、産地のニーズに合わせてカカオ農家をサポートするというもの。

 「明治 ザ・チョコレートは、MCSにより作られた高品質なカカオ豆をカカオマスに惜しみなく使い、カカオの個性を磨き上げたチョコレートになります。専門店にも勝るとも劣らない品質を日本全国、カジュアルな価格でお届けする、といった点も変わらない点です」(須田さん)

(画像提供:明治)

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