大手百貨店・高島屋のクリスマスケーキをオンラインで注文した家族のもとに、形が大きく崩れたケーキが届くも、子どもを楽しませようとなんとかリカバリーしたというエピソードがX(旧Twitter)で約7万8000件の“いいね”を記録するなど、注目を集めています。
デコレーションで華やかに
家族が注文したのは、12月23日頃からSNSで「ケーキが崩れていた」との報告が相次いでいた高島屋のクリスマスケーキ。12月24日には高島屋が謝罪し、その翌日には購入者への連絡を順次行うことが発表されました(関連記事1/2)。
投稿したとあるXユーザーの友人は、家に届いたクリスマスケーキを見て「例のやつだった」と、騒動になっていた「型崩れケーキ」であることを知ります。しかし、楽しみにしていた子どものため、ここで思い切った行動に出ました。
その行動とは、一部が崩れてしまっているケーキを、3歳の息子さんに自由にデコレーションさせてあげること。銀色のアラザンや、カラフルなチョコスプレーをかけまくった結果、子どもの夢が詰まりまくったケーキに! きれいなケーキを食べられないのは残念でしたが、盛り付ける楽しさだけでも味あわせてあげたいという親心にほっこりします。
コメントでは「アクシデントは誰にでもある 問題はどうリカバリーするかで、そういう意味で非常に素晴らしいと思う」「アカン商品出したところはそりゃアカンし責任は取るべきだけど、こうやってポジティブに考え方ややり方をシフト出来るって良いね」「まずは子供の夢を壊さない方法を考えられたのがとても良いと思う」「この子の中では、『壊れたケーキが届いた』思い出ではなく、『なんかケーキを盛大にデコレーションさせてもらえたクリスマスがあった』って残るんだろうな」などの声が寄せられています。
なお、高島屋は27日に記者会見を開き、ケーキの一部が崩れていた問題の原因は特定できなかったと説明。崩れたケーキを食べることに対しては心配の声も寄せられており、ねとらぼ編集部は高島屋側に安全性について問い合わせ中です。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.