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冬はカセットこんろなどの事故に注意 カセットボンベ過熱で破裂のおそれ(1/2 ページ)

独立行政法人製品評価技術 基盤機構構が注意喚起しています。

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 独立行政法人製品評価技術 基盤機構構(NITE)が、冬に気を付けるべきカセットボンベ・スプレー缶などの事故について事故事例を紹介し注意を呼びかけています

カセットこんろ・ボンベ

 鍋料理で活躍するカセットこんろは、カセットボンベに可燃性のガスが入っているため、正しく扱わないと破裂して引火するおそれがあります。2022年には飲食店で、カセットボンベが装着されたカセットこんろを、店員が誤って加熱されたお好み焼き用テーブルの鉄板上に置き、カセットボンベが過熱して破裂する死亡事故が起きました。

 カセットこんろ・ボンベ使用に当たっては、下記に注意する必要があります。

  • 高温になる暖房器具や調理器具など火気の近く、直射日光の当たる場所に置かない
  • 大きな鍋や鉄板を使用しない、カセットこんろを2台以上並べて使用しない、炭の火おこしに使用しない
  • 捨てる際は最後まで使い切る、廃棄の際は各自治体の指定の方法に従う

スプレー缶

 可燃性ガスを含むスプレー缶を高温になる場所に放置すると、缶の内圧が高まり膨張して破裂し、漏れたガスに引火するおそれがあります。2022年には、室内に置かれていたスプレー缶が、石油ファンヒーターの温風で過熱されて破裂し、気化した可燃性ガスに石油ファンヒーターの炎が引火したとみられる爆発事故が起きています。

 スプレー缶使用に当たっては、下記に注意する必要があります。

  • 高温になる暖房器具や調理器具など火気の近く、直射日光の当たる場所に置かない
  • 暖房器具や調理器具の近くなど火気のある場所でスプレーしない
  • 屋内などの換気の悪い場所で残った内容物を抜く作業をしない。
  • 捨てる際は最後まで使い切る、廃棄の際は各自治体の指定の方法に従う

電気ストーブ

 電気ストーブを洗濯物や布団など可燃物の近くで使用すると発火のおそれがあります。また、可燃性のガスが入ったカセットボンベやスプレー缶を電気ストーブの近くに置くと破裂して引火するおそれがあります。2019年にはストーブを使用したまま就寝し、布団が接触して発火したとみられる事故が起きています。

 電気ストーブ使用に当たっては、下記に注意する必要があります。

  • 洗濯物やカーテンなど可燃物の近くで使用しない
  • 電源を入れたまま就寝や外出しない、使用しない時は電源プラグを抜く

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