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ボタニカルキャンドルから火柱が…… 肝が冷える体験談漫画に「こんな危険が」「気をつけます」と反響(1/3 ページ)

正しい消火方法について岡崎市消防本部予防課に質問。

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 ドライフラワーやハーブ、フルーツなど天然の素材を入れて固めたボタニカルキャンドルは、美しさやナチュラルな雰囲気から、インテリアや癒しのアイテムとして人気。しかし、安全に楽しむには注意すべき点も……。使用中に起こった恐ろしい出来事を描いた漫画がX(旧Twitter)で話題となっています。

ボタニカルキャンドル 特に寒い冬はほっこりしそうですが……

 ボタニカルキャンドルに火をともして楽しんでいた投稿者の恵水(けいすい)さん(X:ワンコロもちべヱ/@WANKOninブログ)。手が冷たいときは炎で手を温めたこともあったそうです。

 何度か使っていたある日、キャンドルにとんでもないことが。なんと、ろうそくの芯だけではなく、中のドライフラワーにも火が付いて燃えあがり、大きな炎が上がっていたのです。

 恵水さんはろうそくの炎にアンデルセン童話「マッチ売りの少女」の物語のラストで“少女が売れ残ったマッチ全てに火をつけ、幻影を見る”シーンのイメージを持っていたのですが、燃え盛るボタニカルキャンドルを見て「今、これは最期の妄想をしたほうがいいのか」と思ったとのこと。生きた心地がしないほど、恐ろしい瞬間だったのでしょう。

ボタニカルキャンドル 突如やってきた人生の“ラスト”!?

 その後、なんとか消火して火事は免れた恵水さん(結末はブログの「テコ入れされてラストバトルに入るロマンチックな話」に)。この経験を踏まえて、長時間つけっばなしにしないことや、最後まで使い切らないこと、炎が傾かないよう風の吹く場所(エアコン近くなど)に置かないことなど注意点を投稿し、Xで約2万件のいいねを集めました。ねとらぼ編集部では恵水さんに、当時の状況などについて尋ねました。

――この出来事を漫画に描いた理由をお聞かせください

恵水さん 普段ブログやSNSにエッセイ漫画を投稿しているので、印象に残った出来事のひとつとして描きました。

――どのような状況で勢いよく燃えだしたのですか

恵水さん 大きいサイズのものを少しずつ使っていたのですが、半分程過ぎたあたりでむき出しになった花部分が内側に倒れてきたのか、火の点いていた芯部分に触れて一気に燃えました。

――その時、思ったことは?

恵水さん ごうごうと火柱になっていたので、とりあえずどうやって消火しようか妙に頭が冷静になったのを覚えています。

――その後、キャンドルを使う時にどんなことに気をつけていますか

恵水さん ボタニカルキャンドルは自分には管理できないな〜と思って、残ってたもの含め全て処分しました。普通のキャンドルは好きなので、中に引火するものが入ってないものを使っています。

――漫画への反響についてどのようなことを感じましたか

恵水さん 最初に(漫画を)投稿したのが2019年で、そんなに反応なかったのですが、調べてみると毎年火災事故の注意喚起が増えていたようで、それもあって(今回の再投稿へ反響があったのは)「前より意識する方が増えたのかな?」と思いました。

 拡散されたことでたくさんの反応があって、ドライフラワーなどが入っている層と、芯が通っている層の二重になった、私の使用したものより燃えにくく作られているボタニカルキャンドルもあることも知れてよかったです(自分はもう怖くて使用はしませんが)。


 投稿には「こんな危険があると知れて良かった」「いつも花の部分が最後どうなるか気になってた」「気をつけます」「ハンドメイドしてる人たちもいると思うのでお気をつけて」などの声が寄せられました。

画像提供:恵水さん(X:ワンコロもちべヱ/@WANKOnin)さん

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