保護猫ちゃんたちのために部屋の片づけと大改造を決意した投稿者さん。その過程と熱い思いを記した動画がInstagramに投稿され、記事執筆時点で89万再生を突破、2万2000件以上のいいねを獲得。「素晴らしいです」「猫ちゃん達、幸せですね」と反響を集めています。
これまで猫と暮らしたことも触ったこともなかった投稿者さん
投稿者であるえみちゃん(@kotaginhime)さんが、地域猫活動を始めたのは2023年3月初旬。これまで猫と暮らしたことも、さわったこともなかったというえみちゃんさんですが、過酷な外の環境下で暮らしている猫ちゃんがたくさんいることを知り、「そんな子をこれ以上増やしたくない」という思いが募ったといいます。
そして、野良猫として頑張ってきた白猫の兄「らん」くんと、妊娠していた妹「りんちゃん」との出会いがえみちゃんさんを突き動かし、大掛かりな猫部屋作りがスタートしました。
まずはどこから手をつけたら良いのかも分からないほどグチャグチャになっていた部屋の掃除から。途方もない片付けに泣きそうになりながらも、必死に取り掛かります。古かったエアコンを買い替え、自動トイレなどの猫グッズも次々と購入。脱走防止柵の取り付けもばっちりです。
そして猫ちゃん用のケージ作りに取り掛かる際、えみちゃんさんは愛犬3匹が使っていたケージを2段に改造。新しいケージも購入し、その取り付けは息子さんがやってくれました。最初は反対されることを恐れて家族にも言わずに行動していたというえみちゃんさんですが、後から報告すると、快く了承してくれたそうです。
猫たちのことを思い、キャットウォークも設置
猫ちゃんが少しでも快適に暮らしてくれるようにと、えみちゃんさんは立派なキャットウォークも設置。ついに、らんくんとりんちゃんをお迎えすると、ふたりはとても気に入ってくれた様子です。ところが、らんくんは窓際から外を眺めて鳴くように……。そんならんくんを見て、えみちゃんさんはさらなる猫部屋の改造を思いつきます。
職人さんに手伝ってもらいながら、えみちゃんさんは2つの部屋の前を行き来できるように猫ベランダを制作。遮光効果のある防虫ネットが張ってあり、猫ちゃんたちの行動範囲が一気に広がりました。すると、らんくんの夜泣きはなくなったのです。
保護猫ちゃんたちのために、こだわりの猫ハウスを完成させたえみちゃんさん。らんくんとりんちゃんはまださわることを許してくれていないそうですが、自動トイレで体重をチェックしながら、毎日ごはんを食べてくれていることに安心しているとのこと。
えみちゃんさんは、保護猫と暮らすという選択肢が広がること。過酷な生活の外猫さんを、地域猫活動で減らしていくこと。活動に対しての理解ある協力が広まっていくことを心から願っています。
「尊敬します」「もう拍手しかない」と称賛の声
投稿された動画には「凄いですね〜ご立派です」「尊敬します」「天才! そして猫神様」「もう拍手しかない」「猫の楽園」「猫ベランダ 真似したいです」「泣ける……心から感謝」といった、たくさんのコメントが寄せられています。
なお、えみちゃんさんのInstagram(@kotaginhime)では、保護猫ちゃんたちとの出会いや、日常の様子を捉えた動画を公開中。えみちゃんさんの活動をもっと知りたい人は、のぞいてみてはいかがでしょう。
画像提供:えみちゃん(@kotaginhime)さん
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