タレントの上原さくらさんが1月12日にブログを更新。アルツハイマー病の母親との食事の様子を公開しながら、介助する中で湧き上がる複雑な心境をつづっています。
2023年9月にアルツハイマー病と診断
上原さんは2023年9月、物忘れが多くなっていた母親を病院へ連れていったところアルツハイマー病と診断されたことを報告。「まぁ、そうだろうとは思っていたので冷静に受け止めました」としつつ、「これからはお母さんと一緒にいる時間を大切にする!」と自身に言い聞かせていました(関連記事)。
今回、上原さんは母親の通院へ付き添った帰りに2人でランチしたことを報告。すでにランチメニューを親子で話し合い「スパゲッティにしよう!」と決めていたそうですが、「ねぇ、このあと何食べようか」と30回ほど繰り返し聞かれたといいます。
上原さんはこうしたやりとりについて、「母のボケボケな感じは、ちょこっとイラッとするし、ちょこっと笑える。何を話しても2分で全てがなかったことになるので不思議です」「自分の親でなければずっと接しているのはなかなか難しい事だろうなと思うので、介護職についている皆様には本当に頭が上がらないです」との思いを述べています。
さらに、人工股関節の手術後からつえを使っている母親のため、手をつないで歩いているそうで「最初はなんだかとても恥ずかしかったです……」としつつ、「そんな事言ってられないくらい母の足元が覚束なくなったので、恥ずかしいとかよりも『なんかお母さんが子供みたいになっちゃったな』って感覚です」と現在の心境を伝えています。
介助が必要となった母への率直な思いを吐露する上原さんに、コメント欄には「後にかけがえのない思い出となりますよ」「私は母にそういうことができずに、あっという間に他界してしまったので、少しうらやましいです」「しっかりお母様のサポートをされていてすごいなぁって感心します」「頼れるとこには頼ってね」などの意見が寄せられました。
また、母親が撮ったという上原さんの写真について「愛があるからこんな可愛い写真になるんだね」「とても優しいお顔 きっとお母様に対する優しい気持ちがお顔に表れているんだと思います」といったコメントも見られました。
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