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小林製薬「紅麹」サプリメントで26人が「腎疾患」等で入院 電話がつながりにくいことを謝罪(1/2 ページ)

紅麹関連製品の使用中止と自主回収を進めている。

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 小林製薬は25日、紅麹原料を使ったサプリメントを摂取した人に腎疾患などが確認された問題で、当初6人が入院と発表していたが、新たに20人が入院していたことがわかった。

小林製薬 紅麹
自主回収を進めている紅麹原料を使ったサプリメント

 22日17時から開設された「紅麹健康相談受付センター」に寄せられた相談で把握したもので、現時点での症例となる(検査入院を除く)。なお、小林製薬は電話がつながりにくくなっていることを謝罪。電話回線の増設や相談員の増員を行うなど対応を強化するとしている。

 紅麹コレステヘルプ及びそれに使用している紅麹原料の成分分析を行った結果、一部の紅麹原料に想定していない成分が含まれている可能性が判明したため全製品の自主回収を進めている。25日時点で、直近1年分に製造した製品の検査が完了しており、以下の製造番号が該当していると報告している。

小林製薬 紅麹
製造番号記載位置

ドラッグストアなどの店舗やECサイトでの販売分(計14種類)

製造番号:J3017、X3037、X3027、X3017、H3057、H3047、H3037、H3027、H3017、F3037、F3027、E3037、E3027、D3079

通信販売を通じての販売分(計4種類)

製造番号:X304、H306、G301、E301

 なお、想定していない成分の特定や製品と腎疾患等との関連性の有無の確定には至っておらず、製造番号にかかわらず、全製品を回収するとの方針に変更はない。

 「企業向けに販売している紅麹原料」についても回収対象となっており、販売をしている取引先52社に対して個別に連絡。紅麹原料の販売および使用を控えるように依頼し、紅麹原料を使用した製品(流通在庫等を含む)の回収等の措置に協力するよう要請しているとのこと。現時点で企業向けに販売している紅麹原料を使用した製品からは腎疾患等が発生したとの連絡は受けていない。

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