観葉植物の幹を太らせる方法を解説した動画がInstagramに投稿されました。記事執筆時点でこの動画の再生数は45万9000回を突破し、“いいね!”は6300件を超えています。大事なポイントがいくつかあります!
園芸店員が発信する観葉植物の育て方
投稿者は観葉植物の育て方のコツや、買って良かったアイテムの情報などを発信している園芸店員のくりと(@kuritojp)さん。以前には枯れやすい鉢の特徴と対策を説明した動画が話題になりました(関連記事)。今回は観葉植物の幹を太くする方法を丁寧でわかりやすく解説。
幹を太くする方法とは……?
まずは太くしたい植物の幹を好きな長さまで伸ばし、主幹を切ります。すると脇芽がにょきにょきと伸びてきます。
切る前は見えませんでしたが、主幹を切ることで脇芽の成長がスタート! そして、主幹をよく見ると葉が付いていた痕跡が見えます。
植物は新芽に栄養を送ることで幹が太くなるのだそうです。ポイントはなるべく外の世界を再現してあげること。ですので、しっかりと光と風を当てることも重要です。
風を当てるのはなぜ?
くりとさんは、「外に出すべき?」「風を当てるのはなぜ?」といった質問にも回答しています。それによると、「外にはできるだけ出すべきですが、虫被害のリスクがあるので殺虫剤は事前に用意すること」「なぜ風を送る必要があるのかというと、植物にとって振動という現象は上への成長をさまたげて、横の成長力にシフトさせる効果がある」とのこと。他にもさまざまなアドバイスをしてくれています。
「勉強になります」「分かりやすい!」の声
コメント欄には「勉強になります」「めっちゃわかりやすいです!!」といった称賛の声や、「我が家のジャングルっぽくなったガジュマルさんがいるんですが、剪定やはりした方がいいですよね」「パキラもこの方法でいけますか?」などさらなる質問が寄せられています。
観葉植物は室内で育ち自然の環境から遠ざかってしまうことも多いものですが、こんなふうに意識して光と風を当てて元気に育ててあげたいですね。
くりとさんはこの他にも発芽しない理由や下葉が落ちる理由、根腐れから助ける方法、鉢選びなど観葉植物を育てるために役立つ情報をInstagramアカウント(@kuritojp)やTikTokアカウント(@kuritojp)、YouTubeチャンネル「くりとの観葉植物教室」で数多く公開しています。また、書籍「知りたかったがつまってる! 世界一たのしい観葉植物教室」も販売中です。
画像提供:くりと|観葉植物のことを分かりやすく発信(@kuritojp)さん
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