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「バヤリースオレンジの瓶、製造中止」SNSで拡散 アサヒ飲料「そのような事実はない」と否定(1/3 ページ)

瓶のバヤリースオレンジは終売せず。

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 「バヤリース オレンジの瓶が製造中止」との情報が16日、Xに投稿されて注目を集めた。アサヒ飲料に編集部が確認すると「そのような製造中止との事実はない」と否定した。

バヤリースオレンジ 瓶

瓶の製造会社が倒産?

 Xの投稿は、「(バヤリース オレンジ)入荷元から、瓶の製造会社が倒産したため瓶が製造できず仕入れ不可となったという連絡があった」というもの。今手元にある在庫限りだと報告していた。ネットでは投稿に「在庫買いに走りそう」「もう飲めないってことですか……?」「宴会場の定番ソフトドリンクが…」と反応。「(瓶は)ほぼほぼリサイクルなんじゃないの?」と疑問視する声もあった。

 「バヤリース オレンジの瓶」は「バヤリース オレンジ リターナブルびん200ml」が正式名。1951年の発売以来変わらぬオレンジのジューシーなおいしさを楽しめるロングセラー商品だ。リターナブルびんは返却・詰め替えをすることで何度も使用できる容器のこと。回収された瓶は洗浄され、再び中身を詰めて出荷される。最近では原材料価格やエネルギー価格に加えて、物流費などのコスト上昇が継続していることもあり、5月1日の出荷分から値上げが実施された。

 アサヒ飲料は投稿については把握しているとのこと。製造中止といったことはなく、出荷は続いているとしている。ただ、新型コロナウイルスのまん延に伴い瓶自体の需要が落ち込み、結果慢性的な瓶不足ではあり、都度出荷調整はしていると取材に答えた。もしかしたらこうした出荷調整や昨今の輸入果汁不足の報道が誤解されて伝わったのかもしれない。

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