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ホロライブ・大空スバルが「マリオ1」を“初見セーブ・ワープ・コンテニュー・無限アップなし”で20日掛けクリア 令和にマリオクリアで盛り上がる(1/3 ページ)

真っ向勝負すると実はめちゃくちゃ難しい「マリオ1」。

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 ホロライブ所属の人気VTuberである大空スバルさんが、およそ20日掛けて「スーパーマリオブラザーズ」(以下「マリオ1」)を“初見セーブ・ワープ・コンテニュー・無限アップなし”でクリアし大変な盛り上がりを見せました。令和とは思えぬ光景……!

大空スバル 大空スバルさん(画廊はホロライブ公式サイトから)

耐久配信のが長期シリーズに

 スバルさんが初めてマリオ1をプレイしたのは、5月6日。クリアまでプレイする“耐久配信”として開始したものの、約9時間のプレイでワールド5−4到達が限界で終了。耐久失敗となってしまいました。

マリオ1初配信

 マリオ1は多くの配信が1日でクリアしてしまうため、スバルさんもそのノリで始めたとものと思われます。しかしこれは、隠し要素の「ワープゾーン」や裏技の「コンテニュー」「無限1UP」などが知れ渡っていること、さらにNintendo Switch Onlineの「どこでもセーブ」や「巻き戻し」機能を使用して突破することが多いことに起因します。

 そんな中スバルさんはこれらの裏技や隠し要素、機能などを“全て”封印。1−1から8ー4まで全てのゴールを突破し、1UPはコインとキノコのみでゲームオーバーになれば1−1からやり直し、文明の利器も一切使用しない竹を割ったように漢気あふれるプレイスタイルで進めることにしたのでした。

 そしてこの決定こそが、長い戦いの始まりとなったのです。

 2日目の挑戦で約7時間20分、3日目は約2時間50分と挑戦するものの、初心者の壁となるプクプク、ゲッソー、ジュゲムに苦しめ続けられるスバルさん。そしてなんといっても、強敵ハンマーブロスにゴリゴリ残基を削られゲームオーバーを繰り返します。

 配信をしていないときでも、裏で「ストリートファイター6」と並行して練習していたとのこと。こうして連日マリオ1に挑み続け、気付けば初挑戦の日から3週間近く経過していました。配信初日だった5月6日がゴールデンウイーク中だったこともあり、「終わらないGW」との声も。

8日目、初配信から20日経過

 そしてマリオ1初配信から20日目、配信としては8回目となる5月26日。かなり高確率でワールド8まで到達できるほど上達しており、残機8の非常に良い状態でほぼ初見の8−4に挑みます。以前の到達時にループする迷路であることだけ分かっていたため城内をさまよいますが、進行ルートがなかなか見つけられず残基を減らしていき、クッパに挑むところまで進みますが無念のゲームオーバーに。

 しかし、この日は「この戦いを終わらせにきました」と概要欄に書くほどの意気込みだったこともあり、再度1−1からスタート。2度目の8−4は残機1と非常に厳しい状態となり、2度目のゲームオーバー。しかし諦めずさらに再スタートします。

 3度目の8−4は残機4、しかもファイアマリオ状態と絶好のチャンスですが、城内水中ステージの直前でプクプクにぶつかりチビマリオに。「行くしかねー!」と進み、最後は直前のハンマーブロスとクッパを一気に勢いで駆け抜け、ついにピーチ姫のもとに到達しました。おめでとうございます……!

大空スバル クリアの瞬間(画廊は大空スバル公式YouTubeから)

 この隠し要素やNintendo Switch Onlineの機能を使わないプレイは、「マリオ1」本来の難易度ともいえるもの。攻略法が確立された現代では「簡単なゲーム」と認識されがちですが、本来はこんなにも難しいものだったとあらためて気付かせてくれる貴重な配信といえるかもしれません。

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