自然歩道というにはあまりに大自然すぎる道の写真がX(Twitter)に投稿されました。もはや“道なき道”といえそうな難易度の高い道が反響を呼び、記事執筆時点で226万回以上表示され、1万9000いいねを集めています。
「ふれあいの道」という語感から想像できないハードさ
投稿者は、山登りやトンネル、いわゆる“酷道”に関心があるという「可動式ノーズ」(@ugusu2)さん。
写真を見ると「関東ふれあいの道」という看板があるので道であることは間違いありませんが、すでにどこが道なのかわかりにくく、どうやって進んでいいのかまったくわからない箇所も。
見るからに通行難易度の高そうな道に可動式ノーズさんも「これのどこが『ふれあいの道』なんですか……?」と絶句しています。
落石・滑落の危険も
関東ふれあいの道は「首都圏自然歩道」とも呼ばれ、写真に収めたルートは栃木県日光市の庚申山を巡る「お山巡りのみち」にあたります。ここは、登山経験豊富な上級者向けコースであり、通行時は落石に注意が必要です。また、雨の日は滑りやすく滑落の危険があるので通行は中止しなければなりません。
ただし、可動式ノーズさんによると、危なそうな道ではあるけれど登山道としては整備されているとのこと。こういう道を歩く経験を十分積んでいる登山愛好家であれば問題はなさそうです。
修験道の修行地だったことも
インパクト大の写真に対しリプライでは、「上級者向けの道ですね、初心者は絶対やめたほうがいいでしょう」「幽谷すぎる」という声の一方で、「鎖にハシゴ、私好みのふれあいの道です!」など登山上級者と思われる人からの声も。
また、「自然とのふれあい(ガチ勢)」「関東ふれあいの道(命を実感できるコース)」など大喜利のノリで驚きを表現する声も見られました。
なお、「もうこれ修験道の修行場所やん」というリプライもありましたが、実際この庚申山一帯は日光修験道の修行地だったそうです。
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あまりに華麗なスルーっぷり。でも、すごく「愛され」ているんです。