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角川・夏野社長のXから不審な投稿、乗っ取りかと騒然も…… 「連携しているアプリからスパムが投稿されたと思われる」と説明(1/2 ページ)

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 KADOKAWA・ドワンゴの夏野剛社長のX(旧Twitter)アカウントに不審な投稿があったことについて、ドワンゴが「連携しているアプリからスパムポストが投稿されたと思われる」と説明しました。

 6月24日に夏野氏のXから仮想通貨らしきものの宣伝が投稿され、KADOKAWA取締役の川上量生氏は夏野氏のアカウントが乗っ取られたと自身のXで発言していました。川上氏は、ドワンゴがランサムウェア攻撃に対して身代金を支払ったとするNewsPicksの報道によって、サイバー攻撃の犯人との関係が変化したためと述べていました。

 これを受けSNSでは、KADOKAWAへのサイバー攻撃との関連性を疑う声が上がり、「ニコニコとXアカウントを連携している人は解除した方がいいのでは」といった投稿が見られました。

ドワンゴの発表

 ドワンゴは25日、夏野氏と同社のエンジニアが確認したところ、アカウントへの不審なログイン形跡が見当たらなかったと発表。また同氏はサイバー攻撃を検知した当日にパスワードの変更を実施済みであり、乗っ取りではなく、Xアカウントに連携しているアプリからスパムポストが投稿されたと思われると説明しました。

 同氏のXアカウントには、ニコニコ動画などドワンゴ・KADOKAWAのサービスとのアプリ連携は登録されていなかったとのこと。念のため同氏のアカウントはパスワードを再度変更・二段階認証を設定したうえで、連携アプリをすべて解除したとしています。

 またニコニコ側でもサイバー攻撃を検知した6月8日に(それ以外のサービスで順次)、連携アプリの無効化を実施済みとしています。

 「サイバー攻撃にもとづく長期間のサービス停止でご不便をおかけしているなか、ご不安を与えてしまったことについて、あらためてお詫び申し上げます」(ドワンゴ)

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