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子どもの熱中症、危険を察知する7つの方法 救命士&保育士夫妻が紹介するライフハックに「しっかり覚えておきたいです」(1/2 ページ)

その場で可能な確認方法。

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 子どもの熱中症を防ぐために、体調の目安となる点を紹介する動画が、Instagramに投稿されました。記事執筆時点で再生数は75万回を超えており、1万件以上の“いいね”を集めています。

7つの確認方法を紹介

 動画が投稿されたのは、救命士と保育士の夫妻が運営しているアカウント「おつぶ」(@otubu_kosodate)さん。体感気温が大人よりも7度高いとされる子どもを暑さから守るため、7つの確認方法について説明します。

握手でチェック

 まずは「握手する」こと。脱水が進むと手は冷たくなるので、子どもの手を握って体調に異変がないかチェックしてほしいと伝えています。

熱中症を防ぐために脱水症状の兆候である「手の冷たさ」を握手して確認
確認方法の1つ目は「握手」
熱中症を防ぐために脱水症状の兆候である「手の冷たさ」を握手して確認
脱水症状があると手は冷たい

皮膚をチェック

 子どもの「鎖骨付近の皮膚をつまむ」ことも確認手段の1つ。つまんで離した状態から3秒以上すぎても皮膚が元に戻らない場合は、危険な状態にある可能性があります。

熱中症を防ぐために鎖骨付近の皮膚をつまんで3秒以内に戻るかを確認
皮膚をつまんでチェック
熱中症を防ぐために鎖骨付近の皮膚をつまんで3秒以内に戻るかを確認
つまむのは鎖骨付近

脇の下をチェック

 汗を出す「汗腺」が多い脇の下も大事なチェックポイント。子どもの脇の下を触って乾いていないか調べることで、体調を確認できます。

熱中症を防ぐために脇の下が乾いていないかを確認
脇の下も要チェック
熱中症を防ぐために脇の下が乾いていないかを確認
乾いていたら注意が必要

爪をチェック

 皮膚をつまむのと似た方法なのが、「爪を指で押す」こと。圧迫されて白くなっていた爪の色が、指を離して2秒以上すぎても元に戻らない場合は熱中症のサインとされています。

熱中症を防ぐために爪を押して色が2秒以内に戻るかを確認
爪を押して確認
熱中症を防ぐために爪を押して色が2秒以内に戻るかを確認
2秒以上たっても色が戻らないなら熱中症の可能性も

舌と顔色、おむつも確認

 この他にチェックするポイントは、「舌が乾いていないか」「顔が赤くないか」「おむつの状態(おしっこが出ているか)」の3点。すぐに確認できる合計7つのサインを覚えておき、“いざというときに備えてほしい”と呼びかけました。

熱中症を防ぐために舌の状態を確認
舌の状態もチェックポイント
熱中症を防ぐために顔が赤くないかを確認
顔が赤くなっていないかも要確認
熱中症を防ぐためにおしっこの状態をチェック
おしっこが出ているかもチェック

大人にも使える確認方法

 なお、これらの確認方法は大人に対しても適用可能とのこと。コメント欄の質問へ答える形で、“子どもが小さいと汗腺は未発達なため汗をかきにくい。爪を押す、皮膚をつまむなどの方法と組み合わせて確認してほしい”と補足しています。

 2人の子どもの親でもある「おつぶ」さん夫妻。Instagramでは、子どものけがや病気を防ぐために注意してほしい点などを紹介しています。

画像提供:「おつぶ」(@otubu_kosodate)さん

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