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これはベンチにしか見えない……! 銀座の街で発見された“貴重な文化財”がX(Twitter)で注目を集めており、「座ってしまいそう」「文化財をしれっと置かれてもw」など反響が寄せられています。
古びたベンチかと思いきや……
投稿者は、都市探検家のフォトグラファー・Saho(公式サイト/X)さん。「ベンチかと思ったら、江戸時代の水道管だった。唐突にこんな物がある銀座の街」と、銀座で発見した“思いがけない文化財”の写真を公開しています。
見た目は古い木製のベンチに見えますが、実はこれは江戸時代の水道管である木樋(もくひ)。東京都水道歴史博物館にも展示されている貴重な文化財です。
Sahoさんが発見した木樋は、銀座八丁目金春通りのオートクチュール「ノーブルパール」の店先に展示されているもの。
遠目に見れば小休憩にぴったりのベンチですが、上面には小さなパイロンとともに、「この木管は江戸時代に使用されていた、現在で言う『水道管』です。八丁堀のビル建設時に発掘されたもので、貴重な文化財の一つです。腰掛けるのはご遠慮下さい!!」と注意喚起の張り紙が置かれています。
投稿は記事執筆時点で約2万2000件のいいねを獲得。Xでは、「びっくり」「張り紙無かったら、普通に座っちゃいそう」「ベンチのように保管するなw」と驚く声が上がり、「凄い。今の上下水道とは違うやろけど、そんな頃からあったんやな」「銀座みたいな下町は江戸の風景を感じられるものが気軽にあって面白い」といった反応も寄せられています。
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添えられた板を橋代わりに渡るすごい構造。