「ああ、松田優作に使ってほしい」 令和の渋谷駅に登場したAQUOSの広告がZ世代にもグッと来る
「オフィス作」&妻の美由紀さんがクリエーティブスーパーバイザーとして監修した、松田優作さんの“新作”映像も公開中。(提供:シャープ株式会社)
7月15日から渋谷駅構内に登場したある広告に、とある往年の大スターが起用されています。40代以上ならおそらく正解率100%、若い人だと知らない人もいるかも……な俳優といえば誰でしょう?
そう、松田優作さんですね。シャープのスマートフォン「AQUOS」が今年7月から、新たなブランドアンバサダーに松田優作さんを起用して新しい広告やテレビCMの公開を始めたのです。
顔は渋さMAX、首から下はなんだか脱力系のイラスト……というギャップがすごい組み合わせ。ヤングからしたら妙にお茶目なおじさんに見えちゃってません? 大スターなんですよ、この方!
松田優作さんといえば、180センチを超える長身とシャープなルックス、そしてアクションシーンをスタントなしでこなす身体能力や演技に対する熱量で知られた大スター。
1973年の『太陽にほえろ!』でのジーパン刑事役や『探偵物語』の主人公工藤俊作役などの名作テレビドラマへの出演や、『蘇る金狼』『野獣死すべし』『ブラック・レイン』といった映画作品での活躍で知られます。
そんな伝説の俳優に向けて語りかけるように「ああ、松田優作に使ってほしい」というテーマを打ち出したのが、こちらの屋外広告なのです。
シャープによると、新製品「AQUOS R9」の映像美や個性的なデザイン、長時間安心して使えるタフさを、自身の信念に基づいて妥協のない演技を貫いた松田さんになぞらえたキャスティングなのだそうです。
松田優作さんの妻・美由紀さんが制作協力 テレビCMも放送中
さらに街頭広告の掲示と時期を同じくして、7月12日からは新テレビCMの放送もスタート。こちらは高精細3DCGとボディダブルやモーションキャプチャーを組み合わせ、AIで声を再現することで、松田さんが本当にスマートフォンを使っているかのような映像が印象的です。
こちらは屋外広告とは打って変わって、往年の活躍を知っている人がイメージする「あの」松田優作そのままという雰囲気。長い手足を持て余し気味に座り、低い声色でこちらに問いかけてくる様子にドキッとさせられます。表情も声もとても自然で、3DCGやAIによる合成音声とは思えないクオリティです。
この企画には松田さんの肖像権やクリエイティブを管理する「オフィス作」が制作協力し、松田さんの妻である松田美由紀さんがクリエイティブスーパーバイザーを務めました。
美由紀さんは「優作をよみがえらせることに集中しました。動く顔というのは立体的なので、絵を描くようには表現できません。そしてさまざまな表情を知っていないと難しいうえ、造形だけでなく、オーラのようなものも、顔の表情には入ってきます。声もそうです。スタッフの皆様と懸命に一緒に作りあげました」とコメントしています。
妻である美由紀さんが「今まで優作をよみがえらせた動く作品の中で、一番優作本人に近いのではないかと思います」とも述べた映像のクオリティは圧巻。テレビCMのほか、AQUOSの公式YouTubeチャンネル(@AQUOSPHONESharp)ではWeb限定バージョンの動画も公開されています。
Z世代でもつい目で追ってしまう? 唯一無二のオーラに注目
70〜80年代の“松田優作大活躍時代”を知っている人には懐かしく、そうでない世代でも、その唯一無二のオーラに目を奪われるようなこの広告。松田さんの出演作品を見たことがない若い世代の方でも、通りすがりについ目で追ってしまった……という人も多いのではないでしょうか?
昭和の大スターがスマートフォンの広告で令和の渋谷をジャック──という、新しさとノスタルジーが交錯した光景が見られるのは今だけ。
そして、個性的でありながらどんな世代にもマッチする「AQUOS」のデザインの魅力もAQUOSの公式Webサイトで公開中。ぜひこちらもチェックしてみてください!
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
提供:シャープ株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ねとらぼ編集部/掲載内容有効期限:2024年7月29日