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世界を震撼させた、7月13日(現地時間)のドナルド・トランプ前米大統領の暗殺未遂事件。その余波はゲーム界にまで及び、2016年に発売された大統領選のパロディ作品「Mr.President!」(関連記事)が再び注目を集める事態となりました。
Mr.President!が世に出たのは、大統領選の一般投票を約1カ月後に控えた2016年10月10日のこと。プレイヤーがボディガードとなって身体を張り、大統領候補の「ロナルド・ランプ氏」を「リベラルメディアが差し向けた暗殺者」の銃弾から守る、かなり攻めた設定が話題を呼びました。
事件を受けてレビュー急増
物理演算による奇妙な挙動も相まって、同作は発売以来「バカゲー」の類として扱われてきました。しかし、モデルであろう人物が本当に狙撃されてしまった今、もう冗談としては扱いがたい作品になっています。
事件の影響はSteamのストアページにも如実に表れており、7月14日ごろからレビュー件数が急激に上昇。内容も「現実になっちゃった」「良いゲームだがリアルすぎて震える」「このゲームは非常に正確で、大統領が救われた事実に基づいている」など、シリアスに捉えたもの(あるいはそう装った皮肉)が目立つ傾向にあります。
この状況はX(Twitter)でも指摘され、「今となっては笑えないバカゲー」「虚構新聞の内容に現実が追いついてしまったやつ」などと話題を呼んでいます。
画像はSteamのストアページより引用
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