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「漫画村」運営者への約17億円の損害賠償確定 KADOKAWA、集英社、小学館による民事訴訟で(1/2 ページ)

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 KADOKAWA、集英社、小学館が漫画海賊版サイト「漫画村」運営者に対して起こしていた民事訴訟で、運営者に17億3664万2277円の損害賠償金の支払を命じた判決が確定しました。

漫画村
漫画村(現在は閉鎖。加工は編集部によるもの)

控訴状を却下

 訴訟は2022年に、3社が漫画村運営者に約19億円の損害賠償を求めて東京地方裁判所で起こしたもの。2024年4月に、運営者に17億3664万2277円の損害賠償金支払いを命じる判決が言い渡されました。

 このほど、7月8日付けの控訴状却下命令により判決が確定したと、一般社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)が発表しました。

 3社は17作品について19億2960万2532円の損害賠償を求め、その約90パーセントにあたる金額を裁判所が損害賠償認定。17作品には『ONE PIECE』『からくりサーカス』などが含まれます。

17作品 17作品(ACCSの発表から)

2021年に刑事訴訟で有罪判決

 漫画村運営者は2021年に刑事訴訟で有罪判決を受けており、懲役3年、罰金1000万円、追徴金6257万1336円が言い渡されています。

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