巨大水槽9台、100株以上の植物と暮らすアクアリストに“出張命令”→2週間ぶりに帰宅すると…… 衝撃の状態に「キツいですよね」「盲点」(1/2 ページ)
お疲れさまでした。
水槽9台を稼働しているアクアリストに2週間の出張命令が出たときの様子が、YouTubeで紹介されています。動画は記事執筆時点で1万7000視聴を突破、「勉強になりました」「確かに生き物飼ってると長期で家を空けるのは厳しい」といった声が寄せられています。
投稿したのはYouTubeチャンネル「HATENA CHANNEL」さん。あまり出張が多い職場ではないそうですが、アクアリウム歴4年にして初めて出張命令が出ました。
2週間家をあけるのは、アクアリストにとって大変なこと。9台の水槽にいる魚たちと100株を超えるアガベ、その他の植物を守るためにさまざまな対策をしていきます。
出張前の対応
最初に手を付けたのは水槽の水換え作業。2週間なら水換えをしなくても大きな問題はないということですが、9台の水槽の水を1時間ほどかけて換えました。
乾燥が心配なビカクシダはベランダへ。自分で水やりができないので、ギリギリ雨がかかる位置に置きます。
長期間家をあける時の最大の問題は魚たちへの餌やり。以前購入してあった自動給餌機を90センチ水槽のフチにセットします。
水槽の水が蒸発してしまう問題は上部をラップで覆うことで対応。室内にあるビザールプランツ(珍奇植物)たちにも水をあげておきます。一番心配なのは子株たち。たっぷりと水をあげておきますが、2週間後にどうなっているか未知数ということです
2週間後の様子
出張を終えて帰宅し、ドキドキしながらアクアリウムがある部屋に入ります。ラップをしていない水槽は、かなり水が減った状態。自動給餌機をセットした水槽に大きな問題はなさそうですが、アオミドロがたくさん出ています。
実は出張中に自動給餌機を使っていた水槽は、この1台のみ。他の水槽は妻とお子さんに餌やりを頼み、電話で確認していたということです。
室内の植物に目をやると、意外と大丈夫そう。水分が足りなくてしぼんでいる株もありましたが、水をあげたら翌日には元気を取り戻したそうです。
心配していた子株は一部に枯れが。ベランダに出してあったビカクシダは、あまり雨が降らなかったため、かなりやられた状態です。
問題がなさそうに見えたアクアリウムですが、後日気付いたことがあるといいます。それは、90センチ水槽のエビがほぼいなくなっていること。妻とお子さんが餌をあげていた水槽は大丈夫だったのですが、自動給餌機の餌が湿気で詰まって出ておらず、他の魚にエビが食べられてしまったらしいのです。さすがにこれは盲点だったとのこと。
他のアクアリストの方の参考になるように……と細かい経緯を紹介してくれた今回の動画。コメント欄には「大きな問題がなくて何よりです」「自分も長期で家を空ける時は自動給餌器を考えていましたが…参考になりました」「奥様とお子様には感謝感謝ですね」といった声が寄せられています。
HATENA CHANNELさんは、X(Twitter)(@HATENA_CHANNEL_)でも情報を発信中。別の日の投稿では、水槽がある部屋のルームツアーなどを見ることができます。
画像提供:YouTubeチャンネル「HATENA CHANNEL」
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