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沖縄県・久米島で撮影された、ある深海魚の稚魚が「かっこいい」「こんな不思議な姿の稚魚がいるなんて」とX(Twitter)で反響を呼んでいます。水中写真・映像作家の峯水亮さんが公開し、記事執筆時点で2万件以上の“いいね”を集めています。
摩訶不思議な見た目の魚
海の生き物を長年撮り続けている峯水さんが「探し求めていた稚魚にようやく逢えた!夢の一つが叶いました」と投稿したのは、深海魚のマカフシギウオ(フシギウオ科)の稚魚。ふさ状のものがお腹あたりから伸びており、なんとも摩訶不思議な見た目に驚きます。
もうひとつびっくりするのは、成魚になると全くと言っていいほど姿が変わること。水産研究・教育機構の公式サイトでフシギウオ科の写真が公開されていますが、上記のふさ状の器官はなくなっています。なお、体長は成魚で12センチほどとかなり小さめ(参考:神奈川県立 生命の星・地球博物館/魚類写真資料データベース)。
峯水さんによると深海魚は「稚魚の姿からは成魚を想像できないほど違っています。稚魚や仔魚は浮遊と成長の為に特化した姿をしている事が多いです」とのこと。またふさ状の器官の役割はまだよく分かっておらず、擬態やダミーなど諸説あるようです。
貴重な写真と深海魚の神秘的な姿にXでは「面白すぎる!」「初めて知りました」と魅了された人の声が多く寄せられ、なかにはその特徴的な見た目と名前に「なんかのポケモンかと思った」「次回作のポケモンに出てきそう。フシギウオって名前そのままでイケる」なんて声も上がっています。
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