ドリンクサーバーを魚の水槽へ転用する動画が、YouTubeに投稿されました。おしゃれなだけではなく、実用的な面もある“水槽”の動画は、記事執筆時点で再生数が5万7000回を超えています。
ドリンクサーバーが水槽に!
動画が投稿されたのは、簡単な材料を用いた水槽の作り方を公開しているYouTubeチャンネル「こっさんch」。今回はカインズホームの「フルーツポケット付きサーバー 6L ブルー」を使って、魚用の水槽を作ります。
同商品は組み立て式。まずはコックにパッキンを付け、本体の穴に外側から差し込みます。続いて本体の内側からコックの管にもう一つのパッキンを装着。水が隙間から漏れないよう、最後はナットを強めに締めます。
フタの内側に筒状のフルーツポケットを差し込み、上からフタと本体、スタンドの順に重ねればサーバーの組み上げは完了。このままではフタと本体が密閉してしまうので、100円均一ショップの「手芸クリップ」をフタの内側に4個かませて通気のための隙間を作ります。
次は、水中に空気を通すエアレーションの準備です。硬くなりにくいタイプのチューブをフルーツポケットの隙間に差し込み、先端部分にエアストーンを装着。サイズはちょうど良く、ポケット内部にストーンがすっぽり収まりました。
ドリンクサーバーから伸びているチューブをカットし、逆流防止弁を挟んでエアポンプとつなぐことで準備ができました。動画では、エアポンプによって送り込まれた空気がフルーツポケットからブクブクと吹き出す様子も映っています。これで酸素の供給もバッチリ!
メンテナンスも簡単
すっかり水槽らしい見た目になりましたが、本来はドリンクサーバー。コックをひねると内部の液体が出てくる仕様のため、水を入れ替える際は簡単に排水ができます。ただし、メダカなどの小さい魚を飼育する場合は一緒に排出されないよう、内側にネットを設ける必要があるとのこと。
投稿者さんはこの“水槽”に金魚を入れ、餌も与えました。さすがに魚の食べ残しなどはコックから排出できないので、専用のスポイトを使用。投稿者さんがせっせとごみを回収するそばで、金魚はゆうゆうと泳いでいます。
コメント欄には、「これは画期的」「クリアブルーで全体が涼し気なインテリア水槽」「組み立てるだけでこんなオシャレな水槽ができるなんてすごい」「これいい! うちのベタ男さんに使いたい!」などの感想が寄せられました。
なお、本来は水槽としての使用を想定した商品ではないため、試す際は生体の安全第一に、自己責任のうえで行ってくださいね。
投稿者さんは、X(Twitter/@kossan_ch)アカウントも運営中。YouTubeチャンネルでは、ドーム型のメダカの水槽や、小さな滝があるアクアテラリウムを100円均一ショップの商品で作る方法を紹介しています。
画像提供:YouTubeチャンネル「こっさんch」さん
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