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インターネットの仕組みをボールで表現 日本科学未来館の「インターネット物理モデル」が楽しそう 2025年1月に公開終了(1/3 ページ)

2025年1月に公開終了予定なので、見たい人はお早めに。

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 日本科学未来館の常設展示「インターネット物理モデル」が、X(Twitter)で話題です。細かい理屈はさておいて、「情報」を表すボールの転がる様子が見ていて気持ち良い……!

2色のボール(2進数の情報)を転がしてレールで伝達

 インターネット物理モデルは、ネット上で情報が伝わる仕組みを視覚化した、巨大なピンボールマシンのような展示。「0」と「1」の2進数の信号を、白と黒のボールで表現しています。

インターネット物理モデル 送信先やメッセージなどの情報を、白と黒のボールに置き換えてセット
インターネット物理モデル 2進数の情報がゴロゴロ転がっていく

 利用者は送信先やメッセージなどを複数のボールに置き換え、送信機に投入。ボールはレールを転がると、点在する立体駐車場風の装置でチェックにかけられます。

インターネット物理モデル ルーターの役割を果たす装置。先頭のボール4つで情報の行き先をチェックする

 ルーターの機能を表すこの装置は、情報の行き先を確認して別のレールやルーターへ伝達。この繰り返しで、世界に分散しているシステムが連結して情報を届ける、インターネットの仕組みを表現しているのです。

「ワクワクする」と好評も2025年1月に公開終了

 以前からある展示ですが、日本科学未来館の公式Xが動画で紹介したことで、あらためて話題に。「萌える」「音が良い」「毎回行くたびに楽しみにしています。仕組みは知っているはずなのにわくわくどきどき」と好評を博しています。

 ただ残念なことに、インターネット物理モデルは新展示の工事に伴い、2025年1月に公開が終了されます。同年4月からは、「量子コンピュータ」と「宇宙と素粒子」の展示が始まる予定です。

画像は日本科学未来館公式Xより引用

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