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「寂しい」 伊丹空港の改修で消える“ある装置”に惜しむ声 「引き取りたいんですこれ」「聞き心地が良くて」(1/3 ページ)

クセになるあの感じももう、だいぶレア。

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 空港から消えゆく“ある装置”が、X(Twitter)で注目を集めています。言われてみると、あの「パタパタ」する音、久しく聞いてないな……。

反転フラップ式案内表示機 昔はこれがパタパタめくれて便の情報が……(画像はJ-AIR公式Xより引用)

消えゆく“パタパタ”

 話題のきっかけは、大阪国際空港(伊丹空港)をメインベースとする航空会社、J-AIR(ジェイエア)の公式アカウント。改修工事が進む同空港からなくなりつつあるものとして、各便の出発時刻や行き先などの表示に使用されてきた「反転フラップ式案内表示機」を紹介しました。

 俗に「パタパタ」と呼ばれるこの装置は、数十枚の薄い板(フラップ)を回転させて表示を切り替える仕組み。各地の鉄道駅や空港、テレビ番組の演出など幅広く使用されてきましたが、20年前から減少しつつあります。

“あの音”を懐かしむ声

 同アカウントが「これを見ると『空港に来た』という印象を持つかたも多いのでは?」と発信したところ、共感の声が多数。「聞き心地が良く、ワクワクする」「めくるめく動くのがいい」と、思い入れを語るリプライが寄せられました。

 しかしながら伊丹空港でも、「間もなく姿を消す」とのこと。改修後はデジタルサイネージに置き換わります。

反転フラップ式案内表示機 改修後のイメージ(画像はJ-AIR公式Xより引用)
反転フラップ式案内表示機 夜の伊丹空港(出典:PIXTA

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