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9歳息子、希少なナキウサギを撮影するため早朝から…… かわいさあふれるショットに「こんな写真撮れるのすごい」と称賛の声(1/2 ページ)

お父さんと一緒に探索。

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 9歳のカメラマンが、朝の5時半に現地入りしてエゾナキウサギを撮影する様子がInstagramで公開され、8000再生を記録。野生の姿をしっかりと捉えた写真には、「こんなに近くで見れて幸せ ありがとう」と感謝の声が上がっています。

車中泊をして現地入り

 エゾナキウサギの撮影に挑んだのは、写真撮影が好きな9歳の男の子アラタくん(@arata_photo1121)。この日は、お父さんと一緒に北海道の然別湖にやって来ました。

 車中泊をして現地入りした2人は、早朝から探索を開始。エゾナキウサギが現れそうな場所を探して、アラタくんは自分よりも背の高い草木がたくさん生えている茂みの中を突き進んでいきます。

ナキウサギを撮影するために然別湖の森を歩く9歳のカメラマン
5時半に現地入りしたアラタくん

ナキウサギを見つけた!

 数時間におよぶ探索の末、アラタくんはついにターゲットと遭遇。カメラを構えて、岩の上で遠くを見つめているエゾナキウサギの姿を捉えました。

ナキウサギを撮影するためカメラを構える9歳のカメラマン
ターゲット発見!

 映像の後半では、アラタくんの写真が次々と登場。警戒するかのようなまなざしで前方を見ている姿や、ラーメンをすすっている人間のように細長い草を一生懸命に食べる様子など、自然の中で生きているエゾナキウサギの姿がありありと写っています。

9歳のカメラマンが撮影したエゾナキウサギ
探していたエゾナキウサギ
9歳のカメラマンが撮影したエゾナキウサギ
鳴き声が特徴的な北海道の生き物

出会えた回数は……

 なお、今回の撮影でエゾナキウサギと遭遇できた回数は「2回」とのこと。最初に目撃してから再び出会うまでに、2時間もかかったそうです。根気強さが求められる撮影だ……!

9歳のカメラマンが撮影したエゾナキウサギ
かわいいお食事タイム
9歳のカメラマンが撮影したエゾナキウサギ
もしゃもしゃ

 アラタくんとお父さんが頑張って撮影したエゾナキウサギは、環境省のレッドリストに名前が記載されている「準絶滅危惧種」。同リストは、生物学的な観点から野生生物の絶滅の危険度を評価した結果をまとめたもので、最新の改訂版「環境省レッドリスト2020」には、合計で3716種の名前が記載されています。準絶滅危惧種に出会ったときは、エサをあげたり触ったりせず、そっと見守るようにしましょう。

 コメント欄には、「かわいく撮れてますね〜」「自然の姿を見せてくれてありがとう」「めっちゃかわいい こんな写真撮れるのすごい」など、写真やアラタくん撮影技術に対する驚きの声が寄せられました。

 アラタくんが撮った写真は、お父さんが投稿管理しているInstagram(@arata_photo1121)で公開中。遊びに行くと、エゾリスやエゾタヌキなど北海道ならではな動物たちの姿が見られますよ!

画像提供:ARATA/アラタ [9才フォトグラファー](@sarata_photo1121)さん

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