19世紀に建設された元校舎を改装して自宅にした家族の動画がYouTubeで注目を集めています。
15年間空き家だった元校舎を15ドルで購入
動画を投稿したのは、自給自足やユニークな家づくりを伝えているYouTubeチャンネル「Kirsten Dirksen」(@kirstendirksen)。今回は、米ニューハンプシャー州に住む夫妻の家を訪問します。
もともと、この場所には1856年に校舎が建設され、1940年代中頃まで使われていました。80年代中頃までは役所として利用され、その後15年間は空き家に。夫妻が15ドル(記事執筆時点のレートで約2102円)で購入した当時は外観こそ原形をとどめていましたが、内部は天井や壁のほとんどが荒れ果てて2階の床も抜けていたそうです。
教室がリビングダイニングキッチンに
かつて校舎だった建物は左右対称の構造。男子用と女子用に分かれていたという左右2カ所の入り口は1階教室への通路と、生徒たちがランチを取る2階へのらせん階段につながっていましたが、片方の入り口と階段は前の所有者によって撤去されました。
教室として使っていた部屋は約9.1メートル四方の広さで、現在はリビングダイニングキッチンになっています。床が抜け落ちていた2階には、浴室、洗面台、クローゼット、寝室を設置しました。めっちゃすてきだ……!
校舎時代の名残を留めながらの改装
改装は、外壁の落書きといった校舎時代の名残をとどめながら絶妙な加減で行われ、コメント欄では「すごく丁寧な修復」「これは本当に感動的な改装」「子どもたちが壁に残した名前など、建物の思い出をそのまま残しているところがいい」「あまり現代風にしすぎてないのが気に入った」などの反応が寄せられています。
画像引用:YouTubeチャンネル「Kirsten Dirksen」
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