台風10号が去った後の高知県の村で水源を掃除する様子が、YouTubeチャンネル「小さな村で暮らす」で紹介されています。動画は記事執筆時点で57万再生を突破、5800件を超える“高評価”が寄せられています。
東京から家族5人で高知県に移住
投稿者は東京から日本で1番人口の少なかった高知県大川村に移住した5人家族。現在、古民家とその周辺を修復中で、2024年の初夏には雑草であふれかえった側溝を掃除する様子が話題となりました(関連記事)。
今回の動画は2024年8月に猛威をふるった台風10号が去った後のもの。高知県は記録的な降水量で、干上がりかけていたダムも満水になりました。
水が止まっている……!?
台風が落ち着いたので周囲に被害がないか見に行ってみると、池の水が止まり通常時より明らかに水位が減っていました。
水基(水をためる場所)に行ってみると水源からの水が来ていない状態。この水基は管理されなくなって10数年たっているのですが、この機会にきれいにしようと決意します。
草刈りから始めたらアクシデント発生
作業を始める前に、自分が通る道を作らなければなりません。草刈り機で草を刈りながら、地道に進んでいきます。
途中で見つけた大きな葉は、飼っているヤギたちのごはんにします。草木を取り除いていると古いシートの下に大量の蜂がいて、刺されてしまうアクシデントが発生しました。
蜂がいてそれ以上進めないので、作業を中断して水源に向かいます。水源に向かう山道も、草ぼうぼう。足元が見えないので刈りながら進みます。
水源に到着、掃除すると……
水源に着いてみると、流れている水はいつもより多いくらい。近くにある水をためる水槽のホースからは少し水が出ているので完全につまったわけではなさそうです。水源に戻って砂利や落ち葉を取り除き、ホースをゆすったら水が吸い込まれる感覚がありました。
水槽に戻って少し待つと、濁った水を吐き出して勢いが戻りました。もう少し待っていると勢いが加速。気持ちいい位、水が出てきます。
山道をたどって池まで戻り確認すると、さっきまで止まっていた水がしっかり復活。一安心して、ヤギやニワトリたちに水を飲ませます。
蜂がいた場所に戻ってみると、さっきまで大量にいた蜂は、まばらになっています。復活した水は量が多すぎてあふれ出ている状態。これだけあふれると土壌を緩くしてしまうので、早めの対策をする予定とのことです。
「水源は宝」「きれいな水に癒やされる」
コメント欄には「大きな被害が無くて良かったです」「きれいな水の映像に癒されます」「水源はなにものにも代えがたい宝ですから、これからも大切に管理されていくことを願います」といった声が。蜂に刺されたことを心配する書き込みもありました。
投稿者さんは、Instagram(@live_in_a_small_village)でも自給自足生活を目指す田舎暮らしの様子を公開中。別の日の投稿では、側溝のその後や、ヤギさんの働きぶりなどを見ることができます。
画像提供:YouTubeチャンネル「小さな村で暮らす」
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